西国三十三か所霊場・行願寺
2025年11月20日(木)、久々に京都を訪れました。最初の目的地は、京都府立植物園。園内の「なからぎの森」で紅葉を楽しみ、、観覧温室や西洋花壇で珍しい木々や美しい花々を見た後
老舗の有名餅屋「出町ふたば」を目指して北山通から賀茂川沿いに歩いたものの、あまりの行列にギブアップ。
枡形商店街を抜けて寺町通へ出て、そのままどんどん南へ歩くことにしました。
下御霊(しもごりょう)神社から「御霊図子通(ごりょうのずしどおり)」という小道を越えると、
革堂(こうどう)の別名で知られる行願寺(ぎょうがんじ)。
西国三十三か所巡礼札所の寺院として、よく知られています。天台宗の尼寺なんですね。
この寺院を開いた行円は元猟師で、山で雌鹿を射たところ、亡くなった雌鹿の腹から子鹿の誕生するのを見、殺生の非を悟って出家。その雌鹿の皮を常に身につけていたことから、彼は皮聖(かわひじり)、皮聖人(かわしょうにん)などと呼ばれ、寺も革堂と呼ばれるようになったとか。
ご本尊は千手観音菩薩。たびたびの大火で寺は転々とし、この場所になったのは江戸時代から。かなり山道を上ったりする札所寺院もある中で、このお寺は街中にあるので、とても参拝しやすいです。
41年前に訪れた時は、西国観音札所の御朱印だけしかなかった記憶があるのですが、カラフルな御朱印や願い札が登場していて時の流れを感じました。
イノダコーヒ三条店 憧れのカウンター席
行願寺から南にしばらく歩くと、「一保堂茶舗(いっぽうどうちゃほ) 京都本店」。
暖簾が目を引く、老舗らしいたたずまい。
新年に飲む縁起茶の大福茶(おおふくちゃ)を購入しても良かったかな。
さらに南下して寺町商店街を進み、三条通で曲がると、レンガ造りや石造りのレトロな洋風建築が並びます。
最終目的地の京都文化博物館はもうすぐなのですが、ここまでかなり歩いたので
「イノダコーヒ 三条店」で休憩することにしました。11年前に、「イノダコーヒ 本店」を利用したことはあるのですが、三条店は初めて。
有名なカフェなのに、なぜ今まで行く機会がなかったのか。調べてみると建物の老朽化で2年半ほど休業し、昨年(2024年)10月にリニューアルオープンしたということでした。
店の入り口で、店員さんに「カウンター席ならご用意できます」と言われ大喜び。この店に行きたかったのは、よくテレビで紹介されていた円形のカウンターに座りたかったから。今は楕円形の「オーバルカウンター」になっていますが、雰囲気はそのまま。
きれいに磨かれた鍋類や、じっくりと丁寧にコーヒーを淹れてくれる店員さんの動きを見ていると、とても幸せな気分になれます。いつまでも見ていたい!
今回は「アラビアの真珠」(750円)と(コクがあって美味しい!)
黒蜜きなこパフェ(1,130円)を注文してみました。パフェを2人でシェアすると気が付いた店員さんが、何も言わないのに、さっとスプーンをもう1本追加してくれる気配りに感動!
このパフェには八つ橋が入っていて、京都らしさを感じました。次回は少し奮発して、三条店限定コーヒーの「三条ブレンド 時~とき~」(880円)に挑戦したい。またカウンターに座れたらいいな。










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