宵々山の京都(日中)を歩く4  祇園祭の月鉾搭乗体験記

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山鉾の中で最も大きい月鉾に、500円で搭乗できる!

2025年7月15日(火)、夫に誘われて、京都に行くことになりました。今回の京都行の目的は3つ。まず、よく京都特集番組で紹介されている「あじき路地」を見学し、祇園祭宵々山の風情を楽しみ、最後に暑い夏ならではの、京都の冷たいスイーツを食べてみること。

残念ながら、「あじき路地」や隣接する有名花街の宮川町は定休日だったのですが、四条烏丸で長刀鉾を見て、「麺匠 たか松」四条店で昼食を頂いた後、四条通や室町通の山や鉾を少し見学。

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再び四条通に戻り、今度は先ほど歩いた反対側の南側を歩いてみました。すると一際目につくのが、月鉾です。

提灯に「月」の文字が書かれているので「月鉾だな」とすぐにわかるし(親切!)

大きくて立派な鉾なのに(山鉾33基の中で、最も大きく重いらしい)、500円の搭乗券購入で搭乗(拝観)できるとあって、大喜びで夫と拝観券を購入して、ビルの2階にある月鉾町会所へ。今まで巡ったどの山鉾よりも、破格の安さでした。

立派な懸想品に驚かされる会所飾り

月鉾町の会所には、17日の山鉾巡行の際に鉾を飾る「懸想品(けそうひん)」が飾られていました。

「見送り」と呼ばれる、鉾の後ろを飾る幕。昭和27年に制作された「黎明」という織物です。飾金具は江戸時代後期のもの。

鉾正面を飾る「天水引」の「霊獣図刺繍」。江戸時代後期に活躍した円山派の3代目・円山応震(まるやま おうしん)の下絵でした。

山鉾の前面を飾る「前掛け」は何と、17世紀インドムガール王朝時代の「メダリオン緞通」。そして中央にあるのが、鉾頭の18金三日月。三日月や飾金具は、江戸時代のものです。

「月鉾」の名の由来は、鉾頭に三日月の飾りをつけ、月読尊(つくよみのみこと)という月神を祀っているから。山鉾巡行の際、鉾に乗る稚児人形は「於菟麿(おとまろ)」という名前でした。

月鉾の内部も豪華だった

2階町会所から、特別な渡り廊下で、山鉾に搭乗しました。

月鉾の上から見た京都の町。

普段こんな視点から見ることがないので、とても新鮮な気分です。

よく見ると、鉾の内部もとても美しい!

飾金具も繊細だし

屋根裏には、江戸時代中期の画家で円山派の祖・円山応挙(まるやま おうきょ)が描いた「金地彩色草花図」。

天井裏には、岩城清右衛門作「源氏物語五十四帖扇面散図」など、絢爛豪華な装飾で、いい目の保養になりました。

なお、鉾の屋根が合わさる部分の「破風(はふ)」には、江戸時代初期の名工・左甚五郎作のうさぎの彫り物があるそうです。視力に自信のある方は、ぜひ見つけてくださいね。

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