2025年秋の上京を行く5  京都御苑での紅葉狩りと、名作ドラマの舞台・俵屋吉富本店

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紅葉狩りの穴場? 京都御苑

2025年11月29日(土)、夫と京都市上京区にある樂(らく)美術館を訪れ、その後1時間半行列に並んで、11月末(つまり明日)で閉店する行列のできる人気店「喫茶ゾウ」でランチを済ませた私たちは

2025年秋の上京を行く2  偶然出会った人気の喫茶店  明日が営業最終日で長蛇の列

2025年12月11日

2025年秋の上京を行く1  樂美術館とその周辺  茶碗以外にも見どころが多い

2025年12月10日

京都御所近くの護王神社梨木(なしのき)神社を参拝し

2025年秋の上京を行く4  三条実美父子を祀る梨木神社 境内の染井の水は京都三名水の1つ

2025年12月13日

2025年秋の上京を行く3  和気清麻呂を祀る護王神社 意外なご利益で大人気  

2025年12月12日

京都御苑(ぎょえん=京都御所や京都迎賓館などを含む広大な公園)を通り抜けて、再び烏丸通に出ることにしました。東の寺町通から西の烏丸通に出るまで、約700mもあります(北の今出川通から南の丸太町通までは、その倍近くの1,300m。地下鉄1駅分です)。とにかく広い!

広い上に、誰でも無料で気兼ねなく入れる公園なので、昔から京都市民の憩いの場。

砂利道なので少し大変ですが、自転車で走ることもできます。よく自転車が走る道(走行跡)は、砂利のない、走りやすい細い道になっていました。「御所の細道」と呼ばれているそうです。

そしてこの時期は、何といっても紅葉が美しい!

京都の紅葉と言うと、日本庭園や古い寺社で見る紅葉(永観堂や東福寺など)をイメージしがちですが

京都御苑も、ゆったり紅葉を楽しめる場所。

黄金に輝くイチョウもあって、彩も美しいし木々も立派。よく管理されています。

紅葉する木ではありませんが、「清水谷家の椋(むく)」と呼ばれる大木がありました。

幕末の禁門の変(1864年)で、会津・薩摩藩と戦って敗北した長州藩の遊撃隊総督・来島(きじま)又兵衛が、この木の付近で討ち死にしたそう。

色々な光景を見てきた木なのでした(樹齢約300年)。

京都御苑の外の烏丸通や今出川通からも、色づいた木々が見えて、秋の風情が感じられました。

『京都人の密かな愉しみ』久楽屋のロケ地へ

京都御苑を通り抜けて、最後の目的地・俵屋吉富京都本店へ。

梨木神社からは、徒歩で30分近く。

同志社大学や同志社女子大学が近いので、講義ノートを販売する店もありました。今も販売してるんですね。

俵屋吉富京都本店が見えてきました。NHK制作のドラマ『京都人の密かな愉しみ』(第1シリーズ)で、常盤貴子さんの若女将が印象的な京菓子老舗「御菓子司 久楽屋(くらや)春信」が登場しますが、そのモデルであり、ロケ地となった店。

2019年に、初めてこちらを訪問しました。懐かしいな。

『京都人の秘かな愉しみ』ゆかりの地を訪ねて 出町ふたば・同志社大学・俵屋吉富

2019年2月17日

ここでお土産を購入。代表銘菓は「雲龍」という京菓子で、前回はミニサイズ(半棹)を購入しましたが

今回は自宅用に普通のサイズ=本棹1本(1,600円)と、実家用に雲龍・白雲龍それぞれ半棹のセット(2,300円)にしました。

茶会用の生菓子も、秋の風情。

ヒースロー先生やエミリーが下宿していた家(2階の窓から久楽屋の庭が見える)は、現実世界では京都室町上立売(かみたちうり)郵便局。もちろん、隣家の庭を覗ける窓もありません。でもちゃんと、俵屋さんにはドラマのような庭がありそうな雰囲気だし(木が見える)、「謎の雲水」に、お布施を渡していた勝手口や、うなぎの寝床のように奥へと続いている通り庭を見ることができて、ちょっと感動。

第1シリーズの再放送を見ているのですが、ロケ地を実際に見ると、色々新しい発見があって面白い。来年1月開始の新シリーズも楽しみです。

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