紅葉の羅漢寺へ
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公たちが、毛利氏との「中国攻め」で最初に壁にぶつかる播磨地域(兵庫県南西部)には、時々テレビなどで紹介されるローカル第三セクターの北条鉄道が走っています。5年前(2021年12月)、初めて北条鉄道に乗って、沿線の観光地(兵庫県加西市)をいくつか訪れる機会がありました。
加西市の中心部にある終点の北条町(ほうじょうまち)駅で下車した私たちは、自転車を借りて、加西市の大規模植物園・兵庫県立フラワーセンターを見学。
駅で自転車を返却して、徒歩で次の目的地・羅漢寺(らかんじ)へと向かいました。
北条町駅からは、徒歩で15分少し。
天台宗の寺院で、ここの五百羅漢がとても有名らしいのです。
拝観料は大人200円。京都の寺院などと比べると、とても安いというのが正直な感想。
境内の木々はきれいに色づいていて
大きな木もあって、紅葉の色は、フラワーセンターとも少し違っているような気もしました。
フラワーセンターの方が、、もう少し黄色みがかかっていたかな。
どこかに見知った顔がある? ユニークな五百羅漢像
紅葉の境内を進んでいくと、境内北側でたくさんの石仏群がお出迎え。
様々な表情を持つ、約500体(459体)の石仏群は
「北条の五百羅漢」として、兵庫県の指定史跡にもなっています。
地元で採れる高室石(たかむろいし)という凝灰岩(ぎょうかいがん)の
角柱状石材を加工した羅漢立像が大半を占めるのだとか。
昔から、全国的に知られているようで
「親が見たけりゃ北条の西の 五百羅漢の堂に御座れ」と謳われ
必ずや親や知人、または自分自身に似た顔があると言われているそうです。
そもそも「五百羅漢」というのは、仏陀(ゴータマ・シッタールダ)に付き従った500人の弟子のこと。
普通に考えれば、彫りの深いインド人なのですが
どうみても、「平たい顔族」になっている。
この仏像が作られたのは江戸時代初期の慶長年間。
当時、この羅漢寺は独立した寺院ではなく、隣接する酒見寺(さがみじ)という真言宗寺院の一部でしたが
この石仏群も、当時の酒見寺の住職や寺男などが関わって、製作されたとも言われています(でもまだ不明な点が多い)。
大日如来や釈迦如来、普賢菩薩の石像もあります。
多くの石仏たちが並んでいるのは、まさに圧巻!
なかなか見知った顔には出会えませんでしたが、
お地蔵様風、埴輪風、モアイ風、謎の異国人風など確かに顔つきや表情が違いまずね。
本堂にも参拝して
美しい紅葉に見送られながら、羅漢寺を後にしました。







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