北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く8  紅葉の羅漢寺と五百羅漢

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紅葉の羅漢寺へ

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公たちが、毛利氏との「中国攻め」で最初に壁にぶつかる播磨地域(兵庫県南西部)には、時々テレビなどで紹介されるローカル第三セクターの北条鉄道が走っています。5年前(2021年12月)、初めて北条鉄道に乗って、沿線の観光地(兵庫県加西市)をいくつか訪れる機会がありました。

加西市の中心部にある終点の北条町(ほうじょうまち)駅で下車した私たちは、自転車を借りて、加西市の大規模植物園・兵庫県立フラワーセンターを見学。

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く7  初冬の県立フラワーセンター

2026年3月20日

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く6  古代鏡展示館

2026年3月19日

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く5  兵庫県立フラワーセンターの温室

2026年3月18日

駅で自転車を返却して、徒歩で次の目的地・羅漢寺(らかんじ)へと向かいました。

北条町駅からは、徒歩で15分少し。

天台宗の寺院で、ここの五百羅漢がとても有名らしいのです。

拝観料は大人200円。京都の寺院などと比べると、とても安いというのが正直な感想。

境内の木々はきれいに色づいていて

大きな木もあって、紅葉の色は、フラワーセンターとも少し違っているような気もしました。

フラワーセンターの方が、、もう少し黄色みがかかっていたかな。

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く7  初冬の県立フラワーセンター

2026年3月20日

どこかに見知った顔がある? ユニークな五百羅漢像

紅葉の境内を進んでいくと、境内北側でたくさんの石仏群がお出迎え。

様々な表情を持つ、約500体(459体)の石仏群は

「北条の五百羅漢」として、兵庫県の指定史跡にもなっています。

地元で採れる高室石(たかむろいし)という凝灰岩(ぎょうかいがん)の

角柱状石材を加工した羅漢立像が大半を占めるのだとか。

昔から、全国的に知られているようで

「親が見たけりゃ北条の西の 五百羅漢の堂に御座れ」と謳われ

必ずや親や知人、または自分自身に似た顔があると言われているそうです。

そもそも「五百羅漢」というのは、仏陀(ゴータマ・シッタールダ)に付き従った500人の弟子のこと。

普通に考えれば、彫りの深いインド人なのですが

どうみても、「平たい顔族」になっている。

この仏像が作られたのは江戸時代初期の慶長年間。

当時、この羅漢寺は独立した寺院ではなく、隣接する酒見寺(さがみじ)という真言宗寺院の一部でしたが

この石仏群も、当時の酒見寺の住職や寺男などが関わって、製作されたとも言われています(でもまだ不明な点が多い)。

大日如来や釈迦如来、普賢菩薩の石像もあります。

多くの石仏たちが並んでいるのは、まさに圧巻!

なかなか見知った顔には出会えませんでしたが、

お地蔵様風、埴輪風、モアイ風、謎の異国人風など確かに顔つきや表情が違いまずね。

本堂にも参拝して

美しい紅葉に見送られながら、羅漢寺を後にしました。

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