山頂の奥宮と奥津磐座
今年(2026年)3月28日(土)、滋賀県野洲(やす)市にある「三上山(みかみやま)」に登る機会がありました。
別名「近江富士」とも呼ばれる三上山の麓には、「御上(みかみ)神社」と呼ばれる神社があり(野洲駅から徒歩40分ほど)、三上山をご神体として祀っているこの神社にまず参拝してから
三上山山頂を目指して、裏登山道へ。「片道40分」と紹介されているようですが、体力も運動神経もない私は、その倍の80分かかって、やっと山頂へとたどり着いたのです。
山頂でおにぎりを食べた後
どこか展望のいい場所はないかと探していると
鳥居が見えてきました。これが御上神社の奥宮で
天照大神の孫である天之御影命(あめのみかげのみこと)を祀っています。
こちらの御朱印は、麓の御上神社で頂けます。
そしてその前にあるのが、奥津磐座。巨大な岩盤の上に、磐座(いわくら)が載っています。この磐座に、天之御影命が降臨したのでしょう。御上神社のご神体である三上山の中でも、最も神聖な場所でしょうか。
ところで、私たちが三上山に登るきっかけになった「よんチャンTV(テレビ)」の「よんチャン登山部」では(夫しか見ていません)、男性アナウンサーがこの磐座から中継していて、その時に、三上山からの展望がいい、近江平野や琵琶湖はもちろん、比良山脈や奈良の山々まで見えることもあると紹介されていたらしいのです。
私たちも眺望が楽しみだったので、眺めてみたのです。が、天気は良かったのですが、春霞のせいでしょうか。どこまでが空で、どこまでが琵琶湖かわからない。多分秋から冬にかけて登っていたら、もっと空気が澄んでいて、空と湖の区別もついたのかな。
近江天保一揆と天保義民碑
下りの山道もかなり時間はかかったものの、トレッキングポールを持ってきたおかげで、バランスを崩しやすい下り道でも、転倒せずに進むことができました。
登山道の入口にあった獣害除けの扉を抜け、休憩所でホッと一息ついていたら、休憩所の近くに広場があるのに気が付きました。「天保の熱(ほとぼり)広場」という名前のようです。
江戸時代、近江天保一揆の指導者として過酷な取り調べを受け、江戸に送られ裁きの前に獄死して小塚原に梟首された三上村の庄屋・土川平兵衛など、「義民」と呼ばれる人々を記念した広場で、記念碑や
保民祠(平兵衛神社)が建っていました。この時は人影もなく、ひっそりとした広場だったのですが、毎年10月15日にはこの場所で「天保義民祭」が行われているのだとか。郷土の歴史がこうやって継承されていくのだなと思いました。
ともあれ、遠くから眺めているだけではわからなかった三上山のことが色々解って良かったのですが、心配した通り、夕方6時から大阪梅田で始まる夕食会には間に合わず、山歩きスタイルで参加する羽目になってしまいました。まぁこれもいい思い出かな。








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