クラブツーリズムバスツアー4 「天空の城」越前大野城へ 白山はあの雲の中

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亀山にそびえる大野城

クラブツーリズムの大阪発日帰りバスツアー「2日間限定のクラブツーリズム特別企画!宝物館特別公開と二胡ミニコンサート開催!越前の苔寺!白山平泉寺と越前大野城」で白山平泉寺(福井県勝山市)を訪れた私達は、次に越前大野城(福井県大野市)へ向かいました。

クラブツーリズムバスツアー3 越前の苔寺・白山平泉寺の緑のじゅうたん

2017年10月12日

クラブツーリズムバスツアー2 白山平泉寺境内にあるミステリアスな世界

2017年10月10日

白山平泉寺からは、大体1時間ほど。

九頭竜川を渡ります。

無事大野城に到着。最前列なので、車窓からも良く見えました。

バスを降りて改めて眺めてみると、標高約249mの亀山の頂上に、堂々とそびえています。

あそこまで20分で登れるというけれど、本当かな?

高校跡地が学びの里に

駐車場から亀山へ歩いていくと、不思議な空間のそばを通ります。

グラウンドのある学校のような、でも少し違うような。石碑も建っているし。

後で調べたところ、明治の県立中学校の流れを受け継いだ福井県立大野高等学校がここにあったのですが、1993(平成5)年に移転し、その跡地を「学びの里めいりん」という施設にしたのだと分かりました。

小学校と公民館、生涯学習センターの機能を併せ持つ福井県初の複合施設として、2006(平成18)年、大野高跡地に開館し、名前の由来は幕末の大野藩が人材育成に開いた「明倫館」だそうです。

明倫館って萩の明倫館しか知りませんでしたが、各地にあるようですね。

カモシカにも遭える?亀山登山道へ

亀山のふもとに、7代大野藩主・土井利忠を祀る柳廻社(やなぎのやしろ)がありました。

面白そうで寄ってみたかったのですが、「参拝は帰るときにお願いします」と先導する女性添乗員の柴田さんに言われたので、今はひたすらお城を目指します。

この神社に来たのは、境内に亀山山頂への登り口(南登り口)があるためでした。

立派な門をくぐると、いよいよお城のエリアだなと実感。

そんなところに、まさかカモシカがいるなんて!

残念ながらこの日はカモシカに遭遇することはありませんでしたが、標高300m未満(約249m)の山でもカモシカがいるなんてすごいです。

ひたすら最短距離を行く

道は間もなく登りになり、階段が続きます。

やっぱりカモシカがいる山です。侮ってはいけません。

かなり急な傾斜が続きますが、こういう階段が最短距離で行ける道らしく、女性添乗員の柴田さんは、階段を選んでぐんぐん上ります。

この自動販売機には癒されました。

この光景が見られる10~11月には、「早朝開館」で6:00~16:00の開館時間だそうです。

残念ながら午後になると、雲一つありません。

10月だというのにかなり暑くて、ツクツクボウシが高らかに鳴いていたのでびっくり。

また階段です。

いい加減階段に飽きたころ、第二の門が見えてきました。

この門をくぐってしばらく行くと、建物が見えてきました。

1968(昭和43)年に、鉄筋コンクリートで再建された復興天守です。

本丸の石垣は、当時の様子を伝える野面積み。

このクイズの答えが気になりました。一体何かな?

白山は雲のかなたに

さて、いよいよお城内部の見学です(入場料大人200円、団体100円)。

天守閣内部は展示館になっており、撮影は許可されませんでした。

初代城主であった金森長近の肖像画や、兎の前立ての付いた土井家伝来の甲冑、大名が使用した道具の数々、大野城跡から発掘された遺物など、かなり内容は充実していると思います。

4階展望室からの景色は撮影してもかまいません。

さっき見た、「学びの里めいりん」もよく見えました。

でも「白山」がどこにあるのかさっぱりわからない。

いかにも「白山」という感じで、真っ白に輝く山がどこかにあると思っていたのに、それらしき山が見えません(この時期はまだ白くない?)。

それに私達は白山を見たことがなく、山並みは雲に隠れているためもあり、なかなか見つけることができませんでした。

でもようやく、多分あそこかな?という場所を発見!

きっとあれがラピュタ、じゃなかった白山に違いないと思うのですが、どうなのかな?

白山が、雲の向こうからうっすらと姿を見せてくれました。

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