台風にも負けず
先月後半は、週末ごとに台風が接近して散々でした。
10月の21(土)・22日(日)に江の島と鎌倉の観光を決行して台風21号接近の影響を受けた私達でしたが、その翌週、29日(日)にも旅行先に台風22号が接近しました。
私達が名古屋に行く理由は、ロシア国立交響楽団のコンサートを聴くためです。
好きな曲が多いので前売り券を購入し、楽しみにしていたコンサートだったので、台風くらいではあきらめません。
JRバスで名古屋に向かい、10時10分に名古屋到着。
13:30開園まで時間があるので、以前から気になっていた、名古屋城おもてなし武将隊に会いに行くことにしました。
名古屋城への道
実は私は、名古屋という街に足を踏み入れるのはこの日が初めて。
新幹線の車窓から、たまに眺めるくらいでした。
だからJR 名古屋駅構内の賑わいにもびっくり。
名古屋城に行くには、JR名古屋駅から地下鉄東山線で栄(さかえ)駅で名城線に乗り換えです。
名古屋って、エレベーターの左側に立つ文化圏かな? 関西の人間には、やや違和感がありました。
名城線に乗り換えて、市役所駅で下車。行きは気づきませんでしたが、帰りに見ると、すごいデザインの駅だということがよくわかります(お城の門みたいですね)。
駅周辺の街路樹が色づいており、やはり関西よりこちらの方が、紅葉が早いのかなと思いました。
この近くには、大相撲名古屋場所が行われる、愛知県体育館もあります。
愛知県体育館の場所は、名古屋城の二の丸跡になるのですが、最近は老朽化で移転計画が持ち上がっているということでした。
駅からお城に続く一帯は工事中だったのですが、「金シャチ横丁」といううまいもん街が、平成30年春にオープンするのだとか。
名古屋の新しい名所になりそうですね。
名古屋おもてなし武将隊とは
『ウィキペディア』によると、名古屋おもてなし武将隊とは、名古屋開府400年に合わせ名古屋市のふるさと雇用対策事業の一環として結成されたPR部隊です。
全国の武将ゆかりの地に結成されている各武将隊の先駆けとなる2009年(平成21年)11月3日に、名古屋城内にて結成式が行われました。
緊急雇用対策のためメンバーはハローワークで募集され、オーディションに合格した女性や外国人男性を含む10名で結成されたというのは、テレビなどで報道されたのでご存じの方も多いと思います。
活動期間は、結成から2010年(平成22年)9月までの半年間の予定でしたが、2012年(平成24年)3月まで延長され、2012年4月以降は名古屋市から独立して活動することとなったそうです。
名古屋おもてなし武将隊の成功により、全国各地で同部隊を参考にしたPR部隊が展開されることになりました。
別名「イケメン武将隊」とも呼ばれ、追っかけファンも存在するというので、これは是非とも対面せねば!
雨の中でも観客は多かった
名古屋城に到着です。下の写真が入場券。
菊人形展も開催されていました。名古屋地方では最大規模のようです(11月23日まで)。
めざす武将隊の「おもてなし演武」は、二之丸広場特設ステージで11時から。
武将隊は全部で10人ですが、今日のステージに出演されるのは、前田利家・加藤清正・前田慶次・そして陣笠隊(足軽)の踊舞(とうま)、なつ、以上5名でした。
中央が前田利家(黄色の衣装)、左が加藤清正(緑の衣装)、右が前田慶次(赤の衣装)です。
前田慶次、本名利益(とします)は、戦国一のカブキ者らしく、赤い衣装と奇抜な髪形、豪快なアクションで、目立ちたがり屋のやんちゃぶりを発揮。
加藤清正は、「虎退治」の豪傑ぶりばかりでなく、築城名人の知的な側面も感じさせてくれます。
そして「槍の又左」こと前田利家。信長と秀吉を支えて信頼され、加賀百万石の祖となったことで有名ですが、若いころは短気でけんかっ早いかぶき者。
あの織田信長の恋人だった!ということですから、本当に美形だったのでしょう。
陣笠隊の踏舞となつも、トークや演武、ダンスなどで盛り上げてくれました。
さすが各地の「おもてなし武将隊」の先輩だけあって、国際親善にも力を入れておられます。
ステージでの撮影タイムでは、「写真を撮ってどんどん拡散させるように」と、武将の皆様からご下命もありました。
カメラや傘を持っているからあまり拍手もできなかったけれど、傘を上下に動かして、武将たちに応えました。
公式ブログによると、台風がさらに接近した14:30からの演武も決行されたようです。
観光客の中には、台風だから演武は中止かと心配した人たちもいたでしょう。
武将隊の皆さん、本当にお疲れさまでした。素晴らしい演武でした。
今度は全員集合した演武も見てみたいです。
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