クラブツーリズムで行く谷瀬の吊橋と熊野三山詣(日帰り)その2谷瀬の吊橋編

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一昨日、クラブツーリズムの日帰りバスツアーに行ってきました。

『トイレ付きバス利用 御創建二千五十年奉祝式年 熊野本宮大社 世界遺産「熊野三山詣」めぐり』

というツアーです。

クラブツーリズムで行く谷瀬の吊橋と熊野三山詣(日帰り)その1五條市編

2018.08.08

十津川村へ

道の駅吉野路大塔を出発した私たちのバスは、猿谷貯水池を見ながら、奈良県の最南端・吉野郡十津川村に入りました。

十津川村は日本最大の村で、面積では琵琶湖や東京23区よりも広いのです。

2011(平成23)年の台風12号による豪雨災害が、この村も襲いました。

今も残る災害の爪痕を見たり、新しくなった道路と古い道路(通るのが怖いような狭いトンネルも多数!)を縫いながら、バスは進みます。

谷瀬の吊橋

その十津川村にあるのが、日本第二位の長さを誇る吊橋・「谷瀬(たにぜ)の吊橋」。

まるで、空中を散歩しているような絶景が楽しめる、人気の観光スポットです。

第一位の「竜神大吊橋」(茨城県)は有料の観光客専用吊橋なので、生活道路(村道)の歩行者専用吊橋としては、相変わらず日本一。

1954(昭和29)年、村人の生活のため、地元の住民が1軒あたり20~30万円出し合って(当時の教員の初任給が7,800円、米10kgが765円)800万円で建設されました。

それまでは対岸へ行くためには、谷へ降りて丸木橋を渡りましたが、丸木橋は洪水のたびに流され、渡ってからもまた谷を上がらねばならず、とても不便だったようです。

長さ297.7m、谷底からの高さは54mもあります。

危険なので、20名以上では同時に橋の上に乗らないように。そして橋の上では禁煙ですと、横断幕に書かれていました。

私たちが渡ろうと思って橋のたもとに来ると、前方から電動車いすに乗った男性が橋を渡ってきます。さすが生活道路! すれ違うのが怖いので、通り過ぎるのを待つことにしました。

ちなみに村人や郵便配達員さんはバイクで渡りますが(郵便配達員さんも大変です!)一般の観光客は徒歩のみです。自転車やバイクで渡ることはできません。

混雑期には監視員が配置されるそうです。

15年前に大阪府熊取町で起きた、吉川友梨さん行方不明事件への協力を呼び掛けるポスターもありました。早く解決するといいですね。

渡るとやっぱり怖かった!

最初は余裕で渡っていたものの、だんだん中央に行くにつれて揺れが大きくなり、自然と歩幅も小さくなってしまいました。

中央部に幅約80cmの板が、鉄線と30cmおきに渡された横木の上に載っているだけで、板も強力に接着されているわけではなく、時々板の隙間が発生(怖)。

でも、橋の上からの景色は素晴らしい!エメラルド色の十津川(熊野川)と、白い川原のコントラストが鮮やかです。

この広い広い川原は、現在はキャンプ場。でも昔は耕地や集落がありました。

1889(明治22)年、168名が死亡する「十津川大水害」が起き、十津川村は壊滅的な打撃を受け、被災者たちは北海道に渡って「新十津川村」を建設したのです。

私たちが今見ている場所は、水害でダメージを受けた場所なんですね。

一見「もったいないな」と思える広い広い土地ですが、危険な土地だったのです。

津波や集中豪雨で被災した地域に再び住み続けるべきか、各地で論議が続けられていますが、明治の十津川村のような思い切った決断も、時には必要なのではと思いました。

やっと対岸の上野地(うえのじ)に到着。

でもここからまた、橋を渡ってバスまで戻らないといけません。

あの怖い橋を、頑張ってまた渡りました。向こうから来る人とすれ違う時が、特に怖いです。

谷瀬の吊橋での滞在時間は、10:05~10:35の30分間。

そんなに観光客がいなかったので、少し買い物もできました。

個人旅行で行く場合の注意点

例の「日本一長い路線バス」奈良交通の「八木新宮特急バス」では、谷瀬の吊橋で20分間停車してくれるので、観光客が多くなければ、バスの停車時間内に戻ってくることは可能です。

でも混雑している時期は、20分では戻ってこられないこともあり、バス遅延の原因ともなるので、あまりお勧めはできないのだとか。

私たちは2年前、2月に訪れたので観光客は少なく、20分間で往復できました。

通学用としてこの橋を小さい時から渡ってきた地元の人は、どれくらいの時間で渡り切れるのかな。

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