2018年12月28日(金)と、2019年1月2日(水)に、オーストラリアのパース空港を利用しました。
どちらもエアアジアを利用し、クアラルンプール国際空港2(Kila2)で乗り継ぎしての利用です。
パース空港へ着陸 20年以上前にはあった、あの〇〇がない!
12月28日(金)5:35、エアアジアD7 236便でパース空港に到着しました。
今から20年以上前、子供たちや父親とオーストラリアに行ったとき、どこの航空会社か忘れたけれど、着陸前に機内を消毒?(殺虫剤を撒いていた?)していたので、「オーストラリア固有の生態系を守るためとはいえ、すごく神経質だな」と思ったものでした。
今回もあるのかなと思っていたのですが、エアアジアの機内は、いつもと同じでした。
今はもう、どこの航空会社もやってないのかな?
無事に着陸できた、朝のパース空港です。

ちょっと雲が多いですが、晴れているので一安心。でも予想していたより、肌寒くてびっくり!
ゲートを出ると、広い免税店の中を通って入国審査に行くようになっています。
入国審査
入国審査エリアには、すでに長蛇の列ができていたのですが、うまい具合に、私たちは日本のeパスポート(IC旅券)を持っていたので、別の列に案内されました。
それが、オーストラリア主要空港で導入されている自動入国システム「スマートゲート」。
パスポートをスキャンし、カメラで顔認証。
長女は帽子をかぶっていたため、本人と認証できず、最初からやり直しになりました。注意しましょう。
認証されるとチケットが発行され、ゲートを通ることができます。
機内でもらって(記入しておいた)出入国カードと、ここでもらったチケットは、最後の荷物検査で回収されるので、なくさないようにしましょう。
検疫・税関・荷物検査
機内の消毒こそなかったものの、外来動植物から固有の生態系を守るというオーストラリアの精神は、空港内では健在でした。
他の国ではあまり問題がなさそうなポークジャーキーは、持ち込み不可です。
日本人というより、中国人対策のようでした。
以前よりは緩和されたそうですが、それでもオーストラリアやニュージーランドは、食品の持ち込み制限が厳しいですね。
私たちは何もチェックされず、スーツケースやすべての手荷物をX線にかけて、検査は終了。
到着ロビー
到着ロビーの様子です。

とてもきれいな空港でした。

写真にあるおしゃれなカフェ「6000 ACRES」は、24時間営業(朝食やランチメニューも充実だそうです)。
空港から市内へのアクセス
個人旅行なので、私たちは市バスで市内へ向かいました。

利用したのは「ルート380」。30分に1本の間隔です。バス代は1人4.6A$。

驚いたのは、昇降口がスロープになっていて、スーツケースを運びやすかったこと。

昨年夏、大雨の中、スーツケースを下ろすのにとても苦労した、シベリア鉄道ウラジオストック駅のことが思い出されました。
住みやすい街・パースへの期待が高まります!
目指すパースの宿・パンパシフィックパースまでは大体30分。アデレードテラスのバス停で下車です。
帰国便は早朝便 タクシーは予約がベスト
帰国便のエアアジアD7 237便は、早朝の6:50出発。
空港には5:00頃に到着したいところです。そうすると、ホテルを4:30頃には出発しないといけない。
いくら5つ星ホテルでも、そんなに夜明け前から、しかも4人のスーツケースを一度に乗せられる大型タクシーが、ホテルの玄関に列をなして客を待っているわけはないので、長女がチェックアウトの前日に、コンシェルジュにモーニングコールやタクシーの手配をお願いしてくれました。
ところが両方ともなしのつぶて。モーニングコールは、念のため私がセットしたスマホのアラームで事なきを得ましたが、タクシーが手配されていない。
せっかくいいホテルだと思ったのに、最後の最後で残念なことになってしまったのですが、運よく、私たちと反対に、お客が手配したのに、約束の時間を過ぎてもお客が来ないタクシーがありました。
しばらく待って、先客が来ないことを確認し、そのタクシーの運転手さんにお願いして空港へ。
夜明け前のパース空港
夜明け前の、パース空港です。

イルミネーションがとても美しい。オーストラリアらしいですね。
早朝でも、ちゃんと土産物店やレストランは開店していました。
無料WiFiもつながるし(クアラルンプールよりはややこしかったけれど)、保安検査を通過すると、待合室エリアの椅子には電源がついているものもあって、待ち時間もあまり苦になりませんでした。
エアアジアのチェックインカウンターは混んでいます
パースでも、スーツケースを預ける必要があったので、エアアジアのチェックインカウンターに並びました。
関空と同じ、長蛇の列です。
違う点は、関空ではまだエアアジアのスタッフが、「行列を何とかしなければ!」という雰囲気を、多少なりとも醸し出していること。
窓口のスタッフは原則1人ですが、何かあったらサポートに入る人がいて、私たちもETASトラブルの際には、とてもお世話になったのです。
ただパースでは、万事おおらかなのか、スタッフは窓口に1人、しかも何となくのんびりしていて、行列に並んでいる人たちのイライラ具合があまりわかっていなさそう。
幸い、パースでのチェックインは、特にトラブルもなく無事に済みました。
いずれにせよ、空港カウンターには早めに到着するように、出発する方がいいですね。
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