2019年2月2日(土)、初午の伏見稲荷大社に参拝しました。
いよいよ千本鳥居へ!
伏見稲荷大社と言えば、千本鳥居が国内外の観光客に大人気! 初午のポスターにも描かれていました。
伏見稲荷大社には、数々の立派な建物がありますが、今や千本鳥居が伏見稲荷大社のシンボルとなっています。
千本鳥居の入り口は、奥宮のすぐ近く。
入り口は、とても混雑しています。写真を撮ろうと思っても、人の頭がどうしても入ってしまいますね。
注意書きが多言語対応になっていたのに、びっくりしました。
ここが、千本鳥居が2つに分かれている場所です。
右側通行なので、右側の鳥居を進みます。太陽の光で朱色が美しいですが、相変わらずの人込みです。
奥社奉拝所(奥の院)
やがて見えてきたのが、奥社奉拝所。
混雑と危険防止のため、鈴の緒は外してありました。何か事故でもあったのでしょうか。
じゃらんじゃらん!と鈴を鳴らさなくても、稲荷の神様は、きっと願いを聞いてくださるのでしょう。
ここの絵馬が、とても可愛い。狐の絵馬です。顔は自由に描けるのかな?
よく見ると、りりしい狐や怒っている狐、ちょっと恥ずかしそうな狐もいます。
ちなみに狐は、稲荷の神様ではなく、稲荷の神様のお使いです(稲の害獣を食べるため)。
おもかる石に願いを込めて
この奥社奉拝所の近くでで有名なのが、「おもかる石」。
建物の右の裏手になりますが、行列ができているので、すぐにわかると思います。
しばらく並び、ようやく石とご対面。
おもかる石は2つあり、一対の石灯籠の空輪(頭)が「おもかる石」と呼ばれて、石占いに使われているのです。
石のそばに占いの方法が書かれていました。
まず願い事をして、石を持ち上げる前に重さを想像するのです。
想像よりもこの石が軽いと感じたなら、あなたの願いはかなうでしょうと書かれていました。
想像しました。この石はめっちゃ重い。無茶苦茶重い。すっごく重い!
と念じながら持ち上げました。
やっぱり重い。
この場合は、どうなんだろう? 願いは、半分くらいは叶うかな?
再び千本鳥居へ
おもかる石の近くには、小さな鳥居がたくさん並べてある「塚」がありました。
鳥居の数が、ご利益の数や願いの数を表しているのでしょうか。不思議なパワーがありそうな場所です。
ここには稲荷山全体の地図もありました。ここはまだまだ、ふもとですね。
再び鳥居の続く道へと進みます。
入り口付近よりはだいぶん人が減りましたが、まだまだたくさんの人が歩いていました。
鳥居1本建てる(奉納する)のに、いくら必要なのかと思って調べてみたら、最低でも175,000円必要なんですね!
5号、6号、7号、8号、9号、10号の6種類があり、最大サイズの10号は1,302,000円~なのだとか。
これは何号サイズなのかな? 個人が建てたのかな? それとも法人かな? とあれこれ見ながら歩きました。
不思議な感覚を覚える千本鳥居と塚
昔見たいろいろな物語、特に印象に残っているのが『俺の屍を越えてゆけ』というゲームなのですが、稲荷神社というよりは、稲荷の神様の使いである狐や千本鳥居を、妖しく描いたものがいくつかありました。
その時のインパクトがかなり強かったせいか、あるいは稲荷山自体がパワースポットであるせいか、幻想的な千本鳥居や塚を見ていると、とても不思議な感覚を覚えます。
あの朱色の鳥居のトンネルは、別の世界への入り口かもしれない。
もしかしたら、怖い目に遭うかもしれないのに、不思議な好奇心にからめとられて、怖いのに、行ってみたい。
そして妙にハイテンションになってしまう。そんな感覚になるのは、私だけでしょうか。
あちこちにある塚からも、とても神秘的なものを感じます。
古くて苔むしていて、鳥居の数が祈りの数のよう。
人々の祈りや願いが「凝っている」ように思えます。
ちなみに小さな鳥居は茶店に売られていて、3,500円からとなかなかお手軽。狐の人形がかわいいですね。
千本鳥居で見た、素敵な光景
まず最初は、熊鷹社近くの千本鳥居で見かけた、和服姿の女性。
この辺りだと観光客の数も減り、鳥居の幻想的な雰囲気が際立ちます。
振袖で伏見稲荷大社に参拝しているこの女性は、外国人観光客かな?
もう1つは、この近くで見かけた猫。
稲荷山には猫が多いと聞きましたが、この日はこの1匹だけしか出会えませんでした。
猫にあいさつしようと思ったら、先客がいました。
この男性も外国人かな? とても楽しそうな姿が、印象的でした。
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