2019年5月4日(土)は、ミュンヘン発のバスツアーに参加しました。
参加したのは、ベルトラの「ノイシュバンシュタイン城&リンダーホーフ城」のモニターツアー。
1人57ユーロで3人参加。合計20,483円でした。
当時はモニターツアーだったので、レビューを書けば1人分(7,363円)返金してくれたのもありがたかったです。
それではどんなツアーだったか、ご紹介しましょう。
出発はミュンヘン中央駅前
ツアーの集合時間は8:10。
ミュンヘン中央駅前 KARSTADT前バス乗り場に集合です。KARSTADT(カルシュタット)とは、ドイツのデパートチェーン。
中央駅(下の写真)の東側です。建物が特徴的なので、すぐわかると思います。
このツアーは、英語ガイドツアーですが、音声ガイド付きなので、日本人を中心に様々な国々の観光客でほぼ満席状態。
ここからリンダーホーフ城まで、2時間弱のドライブでした。ミュンヘン出発時、車外温度は7℃です。ゴールデンウィーク後半ですが、ヨーロッパではまだまだ寒さ対策が必要だと痛感。
出発して30分後、本日すべての入場料(1人27ユーロ)の徴収がありました。
バスは順調に走ります。最初はいい天気だったのですが、
だんだん曇ってきました。
おまけに、雪山まで見えてくる始末。ますます寒くなりそう(怖)。
車窓から、エッタール修道院をちらりと見ることができました。
バロック建築の華麗な内部装飾や庭園が有名らしいです。今度訪問してみたいな。
知られざるリンダーホーフ城
9:40頃、最初の訪問地、リンダーホーフ城に到着。
あのルードヴィヒ2世が建設した3つの城のうち、唯一完成した城として知られています。有名なノイシュバンシュタイン城は、未完成なんですね。
城の内部はガイドツアーのみでの見学なので、チケットに表示された時間までは、外観や、前の池の中に浮かぶように設置された黄金の像などを見ながら待機です。
城は一部修復中のようでした。
庭園も美しいです。金色に輝いているのは、ローマ神話に登場する花の女神フローラと、天使の像だそうです。
城内ガイドツアーの微妙な効果音
私たちバスツアーの日本人グループは、9:55のガイドツアーで場内を見学することになりました。
美意識が豊かなルードヴィヒ2世が造ったお城だけあって、内部は豪華絢爛!(ただし、城内は撮影禁止です)。
ヴェルサイユ宮殿内部の「大トリアノン宮殿」を手本にして、建築された城の内部には、ロココ調の装飾がふんだんにありました。
彼はフランスの「太陽王」ルイ14世を崇拝していて、城内にもルイ14世、ルイ15世やその愛妾デュ=バリー夫人(この人を知っているのは多くが『ベルばら』読者?)にマリー=アントワネットの肖像画が飾られていたのにはびっくり。
王の書斎も見学しましたが、蔵書は4段キャビネットだけ?
ウィーンの豪華な図書館を見た後だったので、ルードヴィヒ2世にも、もっと蔵書があるのかなと思っていたのですが。あまり本は読まなかったのかな?
でも一番驚いたのは、音声ガイドの切れ目で流れる効果音が、仏壇前のおりん(お鈴)そっくりだったこと。チーンという音で、ドイツから一気に日本に引き戻されてしまいそうでした。
どうしてこんな効果音にしたのかな?
再び庭園見学
ガイドツアーを終え、バスの出発まで時間があったので、もう一度庭園に行ってみました。
高台にある円形の建物は、「ヴィーナスの神殿」。
噴水の周囲にも、美しい彫刻や花壇が配置されています。
この庭園は、テラス状に設営された「ひな壇式庭園」。
「ヴィーナスの神殿」までは行きませんでしたが、テラスの途中からでも、素晴らしい景色を眺めることができました。
西洋の庭園は、上から見下ろすものとして造園されたのかなと、ここでも思いました。
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