2019年12月29日(日)は、ミャンマー滞在3日目です。バガンから空路マンダレーへ移動しました。
初めてのマンダレー市街
マンダレーは、ミャンマー第2の大都会。
交通量も多いです。ここでもバガン同様、トラックがバス替わりで、人々を運んでいました。
頭に荷物を載せて運搬する人がいるのも、バガンやニャウンウーと変わりません。
唯一違うのは、大きな交差点があり、信号も割とあること。
押しボタンの信号のようなのですが、全然信号が変わらない。
困っていると、警察官が案内してくれました。本当にありがとうございました。
信号を渡ると、旧王宮の城壁が見えてきます。ちなみに城壁は高さ8m、堀の幅は約70mだそうです。
マンダレー旧王宮の東入口がとても遠い!
私たちは、ヤダナポン・ダイナスティホテルに荷物を預け、旧王宮見物に来ました。
私たちが困っていた交差点は、旧王宮南東の交差点でした。上の地図のグレールートを歩いたのです。
旧王宮には南側の入り口もあるのですが、長女が調べたところ、外国人が入れるのは東入口のみ。
東入口まで、ひたすら城壁沿いの道を歩きました。並木道で、とても歩きやすい立派な道。地元の人々にとっても、憩いの空間のようです。
運動用具があるのも、何となく中国っぽいなと思いました。
旧王宮の広さにびっくり!
後で知ったのですが、この旧王宮という建物は、敷地が正方形で1辺が約3kmという、とてつもない広い敷地を誇っていました。
東入口は、その1辺のちょうど中央にあるので、あの交差点から大体1.5km。
交差点から20分以上も歩かないといけないわけです。
歩いても歩いても、なかなか入り口が見えてこない。
京都御所と同じくらいだろうと思って歩いていたのですが、全然違いました。
ちなみに京都御所は、東西約250m、南北約450mでした。桁が違う。
やっと東入口に通じる橋に到着。ここですでに疲れています。
実は今日は、王宮見学後、あのマンダレーヒルを歩いて登るという計画。本当に大丈夫かな。ちょっと遠い目でマンダレーヒルを眺めてしまいました。
橋を渡って終わりではなく、ここから正方形の中心へと進んでいかねばなりません。
旧王宮の入口で癒された理由
旧王宮の中に入ると、普通の人々が暮らしている形跡がありました。
どうやらこの宮殿は、日本の平城宮や平安宮のような感じで、敷地の中央には王族の大事な建物があるけれど、周辺には役所の建物などがあったのでしょう。
その周辺部の建物が取り壊されて、人々の住居や必要な施設になっているのかな?と思われました。
地図を見ると、公園やパゴダ、映画館やホテルなどもあるようですね。
オーストリアの首都・ウィーン郊外のシェーンブルン宮殿も、今は普通の国民が住む一角がありますが、この宮殿敷地内もそういうことなのかな。
やっと東入口に到着し、パスポートチェックがあります。パスポートは必ず持参してください!
入場料は1人10,000チャット。
チケットの他、団体ごとに首にかける許可証が貸与されます。帰るときには返却しましょう。
ところでこの東入口には、とても可愛い猫がいました。
スタッフも、この猫を可愛がっているようです。猫と魚模様のバッグには、何が入ってるのかな?
そして壁にさりげなく吊るされていた、ドライタイプのキャットフード(いわゆる「カリカリ」)!
バガンでも、ティーロミィンロー寺院の境内で猫を見ました(上の写真)。ミャンマーでは犬をたくさん見たのですが、猫も犬ほどではないですが、大事にされているのかな?と思えました。
さて、パスポートもチェックされ、1人10,000チャット払って見学する旧王宮は、どんな場所だったのか?それはまた次回にご紹介します。お楽しみに。
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