2020年1月19日(日)、初めて京都府宮津市を訪れることができました。
宮津駅から天橋立駅へ
宮津駅から再び京都丹後鉄道で、天橋立駅へ向かいます。
宮津駅で見たポスター。
天橋立とモンサンミッシェルを比較しているのが面白い。「聖なる地形」って似ていますね。
スイカやイコカなどのIC乗車券は使えないので、切符を購入。
私たちの乗るのは、10:09発豊岡行。1本電車を逃すと大変です。もう少し本数があればな。
これがその列車。
観光用の特急列車と比べると、普通の車体でした。
車内はこんな感じです。椅子カバーにしっかり広告(しかも地元金融機関!)が入っているのがいいですね。
10分足らずで、天橋立に到着です。
天橋立駅のきれいで新しい駅舎にびっくり! ローカル線っぽい、もっと田舎の駅を想像していました。
私鉄になると、こういうところも変化していくのかな。
日本三文殊の智恩寺参拝
私たちが天橋立に来た目的の1つが、ありがたい寺社の御朱印をいただくこと。
参拝予定の寺社の1つに、日本三文殊の1つ・智恩寺がありました。駅からすぐです。
実は12:40スタートのガイドツアー(天橋立観光協会主催)で、この智恩寺も訪れるのですが、御朱印をいただく時間はないかもしれないとのことで、先に参拝することに。
駅から海の方に行ってみると、立派な門が見えてきました。
智恩寺の山門です。臨済宗妙心寺派の寺院で、奈良県桜井市の安倍文殊院、山形県高畠町の大聖寺(亀岡文殊)などとともに、日本三文殊の1つとされています。もとは真言密教の寺院だったのだとか。
古くから文殊信仰の霊場として知られる寺院。この多宝塔が建立された1501年には、臨済宗寺院となっていました。
こちらが文殊堂。
ありがたい文殊様はここにお祀りされていますが、残念ながら秘仏。
正月三が日と1月10日、7月24日の年5日の開帳があるそうです。
文殊堂の中には、たくさんの絵馬も奉納されています。
文殊堂の御朱印と扇型のおみくじ
文殊堂内部で、御朱印をいただきました。
これがいただいた御朱印。
どうか賢くなれますように。
境内には、不思議な扇子が松の木にたくさんぶら下がっていました。
「すえひろ扇子」おみくじと呼ばれるもので、扇子に吉凶が書かれています。とても美しいですね。
こんなところに「知恵の輪」が!
文殊堂の境内から、観光船乗り場へ行く道の途中には、不思議なものがありました。
現代彫刻のオブジェっぽいこの石は、航海の安全を祈る輪灯籠。
しかしいつのころからか、「知恵の輪灯籠」と呼ばれるようになりました。
この輪を3回潜り抜けると、文殊様の知恵が授かるそう。しかし人目が気になるし、ちょっと危ない気もします。
文殊様が授けるという超弩級の智恵は、小市民の普通の感覚では、なかなか手が届きそうもありません。
文殊様の知恵にあやかれる「智恵の餅」
さて、この文殊堂参拝のお土産が「智恵の餅」。知恵の輪がくぐれなくても、文殊様の知恵にあやかれそう。
以前テレビ番組で、中村芝翫さんが紹介しておられ、夫が気になっていたお土産です。
紹介されていたお店はここかな?
1箱700円。
帰りの列車内で、さっそく1箱食べてみました。右下にあるのが、どこにあるのか探せなかった「知恵の輪燈籠」です。
中はこんな感じ。
赤福餅みたいで、あんこが好きな人にはたまらないかも。
甘さ控えめで、おいしくいただくことができました。智恵が授かるといいな。
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