2022年8月4日(木)~7日(日)に知床を観光しました。
知床での宿は、斜里町ウトロ温泉地区のキキ知床ナチュラルリゾート。
知床エアポートライナーを利用すれば、乗り換えなしでホテルまで直行!
部屋の設備や眺めもとても素晴らしいものでした。
広いロビーと北斗の森テラス
ホテルに入るとまず目につくロビー。
とても広いです! 本を読んだりくつろいだり、思い思いに過ごせそう。
ロビーからは、外へとテラスがつながっていました。
外に出ると、ハンモックが3つ。
大人用が1つと、子供用2つです。慣れない私にはハンモックは怖かったけれど、子供達には好評のようでした。
テラスを降りると、庭園です。夜の庭園も、なかなかいいものでした。
シアターラウンジで知床の自然を感じよう
このホテルでユニークだったのが、広いシアターラウンジがあること。
私たちが知床に来たのは、世界遺産にも登録された雄大な自然を見ることだったのですが、このシアターラウンジでも知床の雄大な景色や動物たちを紹介していました。
私たちは幸いにも、知床滞在中は天気に恵まれ、野外で過ごすことができたのですが、もし万が一悪天候になってしまったら、1日ホテルで過ごすこともあり得るのですから、シアターラウンジは貴重です。
知床の自然に関する本や絵本も置かれています。子供も退屈しませんね。象のデザインになっているのは、子供用の椅子かな?
一昔前のヨーロッパのピクニックセットや、籐で編まれたかまくら?もあって、大自然の中で楽しもう!という気分になります。
非日常を演出する、自然の中のリゾートホテルらしいなと思いました。
2回乗った知床観光クルーズではついに出会えなかったケイマフリには、ここで会うことができました。間近で見ると、かわいい顔をしていますね!
フクロウ時計とおんこの木
このホテルでよく見かける鳥は、フクロウです。
売店の前には、こんな時計が。でも時計の存在感は全くなく(左の木の幹にあります)、フクロウが目立っています。
しかも一番上のフクロウは、突然動くのです。朝風呂に行った帰り、人気のないロビーで低音で鳴いているのも聞きました。動いたり鳴いたりする時間は決まっているのかな?
掃除ロボットには、なぜかフクロウのぬいぐるみが! めちゃくちゃかわいい! 関空第2ターミナルの1階ロビーで見た警備ロボットとは、段違いのかわいさです。
なんでこんなにフクロウがいるんだろう?と思っていたのですが、斜里町のカントリーサインには、シマフクロウが描かれていたのでした(これは斜里町と羅臼町の境界線・知床峠で撮影)。
そして、フクロウの木の右にある、しめ縄がまかれた木は「おんこの木」。聞き慣れない名前ですが、別名はイチイ。この地にあった古木でしょうか。
この前にあった売店の名は、「おんこの木の下で」と言います。変わった店名だなと思っていたのですが、そういうことだったのですね。
また、朝晩お世話になった2階のビュッフェレストランは、TREE SIDE BUFFETという名前。これもあの「おんこの木」に関係しているように思いました。
もう少しあの木の周辺をよく見ていたら、木の由緒やホテルの歴史がわかったかもしれません。ちょっと残念。
実は伝統ある老舗ホテルだった
ちなみに後で調べてみると、このホテルは昔は「知床プリンスホテル」と呼ばれ、1994(平成6)年には、当時の皇太子ご夫妻(今の天皇皇后両陛下)が2泊されたと知ってびっくり。
4年前にホテル名を改称し、一部客室やレストランもリニューアルされたのだとか。
高台の立地のいい場所を占めているので、老舗ホテルではないかと思っていたのですが、名前が現代風なので不思議に思っていたのです。
こうやって老舗ホテルは生き残っていくのですね。昔、両親や子供たちが宿泊した旧知床プリンスホテルに泊まることができたのも、何かのご縁だなと思いました。
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