2022年8月26日(金)、HIS日帰りツアー(京都発)に参加しました。ツアーの名称は
◆京都発◆京都の夏の風物詩!貴船の川床料理とパワースポット貴
というもので、きょうと魅力再発見旅プロジェクトの対象コースです。
旅行代金は1人12,980円のところ、支援金5,000円が出るので、実質7,9800円のツアー。京都応援クーポンも、1人2,000円もらえます。バスは1台でしたが、ほぼ満席の37名参加という大人気ツアーになりました。
バスはいいけど添乗員さん過重労働では?
今回のバスは、奈良交通。各座席にAC100V用コンセントが付いているし
Wi-Fiが使えるというのがとてもありがたいです!
でも、トラピックスで利用したツアーと比べると、気になる点がいくつかありました。
書類の配布や回収がバスの中で行われ、添乗員さんがバス車内を何度も行き来しているのです。
トラピックスや、以前利用した横浜発HISバスツアーでは、必要書類は最初の受付でまとめて渡され、提出が必要な書類も、バスが到着するまでの待ち時間を利用して各自記入し、バス乗車前に添乗員さんに渡していました。
トラピックスに比べて記入・提出する書類も多いし(これは先月の大阪府民割ツアーでも感じました)
京都応援クーポンは、バス車内での長い説明の後で渡され、
しかもバス車内で受領書を記入して提出という念の入れよう。働き方改革で、もう少し効率化できないかな?
京の奥座敷・貴船へ
という疑問を感じつつ、バスに揺られて貴船へ。
貴船には昨年の秋、バスツアーで貴船神社のライトアップを見に行ったのですが
その時は2020年に起きた土砂崩れからの復旧工事がまだ完了しておらず、バスが走れないので、貴船神社まで徒歩で40分かけて往復しました。
でも今日は、貴船バス停のバス駐車場は使用可能。車窓からは、貴船川の涼しげな様子もよく見えます。
ここから会場の貴船仲よしまでは、徒歩で15分ほど。
でも予定よりもバスは早く到着してしまったようで、時間調整に苦労されておられました。前回のランチバイキングツアーと異なり、今日は(一般客が来る前に)早めの昼食、そのあと観光というスケジュールなのです。
早く到着すると、まだ準備ができてないので、先方に迷惑をかけてしまいます。
かなりゆっくりのペースで歩きました。歩いていると、川のせいか本当にどことなく涼しげです。
貴船(きふね)神社本宮を過ぎ、川沿いにいくつも並ぶ川床(かわどこ)料理屋の前を通り
貴船仲よしに到着。こちらで飲み物を別途注文する場合は、京都応援クーポンではなく現金での支払いになるので注意してくださいね。
提灯の明かりに風情を感じます。
緑に包まれ、涼しさの中で味わう懐石料理
川床料理は本当に久々の体験。椅子ではないので少々困りましたが(掘りごたつ形式の川床があってもいいかも)
座席のすぐそばに、草やコケに覆われた川岸があったり
冷たい川の水に手が届いたり(おかげでエアコンなしでも全然汗をかきません)、
ミンミンゼミの鳴き声と川の音がずっと聞こえていたりと、暑い京都市街中心部が嘘のような別世界。外国人観光客にも勧めたいです。
料理は、「ミニ会席」をベースに前菜などを加えたオリジナルコースです。まずは先付(さきづけ)と前菜(ゴマ豆腐)。先付はフランス料理のアミューズのように、店の個性を出すそうです。夏の季節感がある品々でした。
続いて鯛とマグロと湯葉のお造り。
最近お造りを食べていなかったから、とてもうれしい!
続いて川床料理らしく、アユの塩焼き。頭から骨まで、全部食べられました。
椀変わりの冷やし素麺。ミンミンゼミの声を聴きながら食べていると、CMで流れてくる「伝統的な日本の夏」そのものという感じ。ちょっと感激します。彩もよくておいしい。
続く蒸し物は道明寺蒸し。絶対家ではできない、手の込んだお料理でした。
蓋を開けると、海苔と生姜の香りが、ふわっと漂います。入っていた魚は鰻かな?
油物は川魚のアマゴや生麩、夏野菜の天ぷら。山椒塩で頂きます。
ご飯と赤だし、そして自家製のお漬物。
最後の水物(デザート)は、スイカとわらび餅でした。本当に夏らしい、季節感のあるものばかり。
もし雨天や川の増水などがあれば、室内での食事となるそうで、その場合の返金はないとのこと。
この日は晴れたり曇ったりで、一時的に黒い雲が出たりして心配したのですが、雨が降ることもなく無事川床料理を頂くことができて本当に良かったです。
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