2022年8月29日(月)、初めて岩手県の盛岡市を観光しました。
蔵元訪ねて徒歩20分 偶然見つけたレトロな建物
盛岡城跡公園や櫻山神社の見学・参拝を終えた私たちが次に向かったのは、(株)あさ開(あさびらき)という蔵元。
昨夜、盛楼閣という店で盛岡冷麺や焼き肉を食べたときに注文し、気に入ったお酒でした。
ちょうどこの旅行の数日前、『美しい日本に出会う旅』というTV番組でも紹介されていたし、盛楼閣のメニューでも、日本酒メニューの多くはあさ開だったので、盛岡ではきっと有名な美味しいお酒に違いないと思ったのです。
盛岡城址公園から運動も兼ねて、歩いて行ったのですがかなり距離がありました。
偶然、とても美しい赤煉瓦の建物(岩手銀行赤レンガ館)に遭遇できたのはよかったです。
あの東京駅も手掛けた辰野金吾の設計なのだとか。
現在は銀行としての役割を終え、有料で見学できる施設になっているとのこと。
そういうラッキーな出会いもあったのですが、
盛岡出身(南部藩家老の息子)の「平民宰相」原敬(大正時代の首相)の墓所である大慈寺は、素通りしてしまいました。墓参りのパワーと時間的余裕がが残ってなかったのです。原さんごめんなさい。
酒蔵見学は事前予約が必要だった!
やっとあさ開に到着。
数々の受賞歴に輝いているようですね。味は期待できそうです!
建物の前には、本日見学に来る団体の名前が書かれた歓迎看板までありました。
旅館みたい!と喜んでいたのですが、酒蔵を見学するためには専用のガイドさんも必要だし、事前に予約する必要があると言われました。この日はやはり、混んでいたからでしょうか。予約なしの私たちは見学できませんでした。
地酒物産館での幸せな試飲タイム
気を取り直して、地酒物産館へ。ここでお楽しみの試飲をさせていただきました。
同じ「あさ開」というお酒でも、いろいろな種類があり、
3種類の飲み比べをさせていただきました。
気に入って購入したのは、この青いラベル。「本醸造 熟麗」で税込1,700円。
蔵内純米辛口原酒という、ここだけでしか購入できないお酒もあったのですが(ラッピングがレトロ!)、やはり辛口は少々苦手。
300円が必要な、有料の試飲もありました。思い切って挑戦!
兵庫県の山田錦を使っているし、何よりとても美味しかったので、純米大吟醸磨き四割極上(今年の5月、全国新酒鑑評会で金賞受賞)をお土産用に購入しました(税込6,590円)。
桐の箱に入っていたのでリュックに入れる時は少々苦労しましたが、先方に「美味しかった」と言われ、とても喜んでもらえてよかったです。
最後に甘酒の試飲も勧められたので、飲んでみました。さすが「飲む点滴」。疲れが吹き飛びそうです。
今度熱が出たりして食欲がなかったら、(あさ開でなくても)甘酒を飲むのがいいかもしれないなと思えました。
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