2022年10月8日(土)、門前仲町(もんぜんなかちょう)からスタートした街歩きは
最終目的地の浅草に近づいてきました。
厩橋から駒形橋へ 隅田川右岸を歩く
横網町公園を出発した私たちは

さらに北上し、厩橋(うまやばし)で隅田川を渡りました。

川岸がいい雰囲気だったので、そのまま北上してみました。これは釣り船かな?

東京スカイツリーを背景に、行きかう船をのんびり眺めるのもいいですね。背景の青い橋は、駒形橋。夏になるとこの辺りは、隅田川花火大会の鑑賞スポットになるそうです。
浅草寺のライトアップに感動!
駒形橋まで来ると、もう浅草。

駒形橋のたもと近くにある駒形堂も、浅草寺のお堂です。隅田川で漁をしていた兄弟が、網にかかった聖観音像を祀ったのが浅草寺ですが、その観音像が陸にあげられた場所がこの駒形堂なのだとか。

さらに進むと雷門! まだ外国人入国者の水際対策が緩和されていないのに、外国人観光客が(もちろん日本人観光客も)とてもたくさんいました。

夜の仲見世がこんなに美しいとは! まるで縁日のようです。夜の浅草を訪れたのは初めてなので、とても感動しました。

浅草寺の本堂が見えてきました。

残念ながら御朱印はもう授与時間が終わっていたのですが、

美しいイルミネーションの浅草寺を見ることができて、とてもよかったです。
大歓楽街の面影は今も 浅草六区
浅草寺の門前町は、どこか懐かしい大歓楽街。

浅草六区通りには、渥美清さんの大きな看板がありました。浅草のフランス座で、ストリップの合間の爆笑コントに出演されていたそうです。

そのフランス座は現在浅草東洋館と改称し、ストリップ興行を打ち切って演芸場になっています。
その隣にあるのが、落語などが中心の浅草演芸ホールですね。

その向かいには、ドン・キホーテ浅草店。

少し行くと、今もストリップ興行を続けているという浅草ロック座がありました。映画館はないけれど、演芸場や劇場がいっぱい! まさに娯楽の殿堂です。
戦前の浅草のシンボルといえば、「十二階」として親しまれた浅草凌雲閣。
NHK大河ドラマ『いだてん』でも描かれていましたね。

関東大震災で半壊し、爆破解体。現在は「浅草凌雲閣記念碑」というプレートを残すのみです。
大震災や戦災、また大衆文化の変遷とともに変化してきた浅草ですが、ホッピー通りの様子を見ていると

浅草はとても元気で賑わっているなと感じました。

まるで韓国か台湾のようなホッピー通りを歩きながら、今、こうして浅草観光を楽しめているのはとても幸せなことなんだなと改めて実感。旅行できることに感謝です。
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