2022年12月4日(日)、富山県の高岡市で、高岡大仏と隣接するamida coffee、高岡城址公園と射水(いみず)神社、高岡市立博物館を訪れました。カフェ以外はすべて無料でしたが、とても見どころがありました。
ひみ番屋街で知った氷見うどん
この前日、私たちは初めて氷見市を訪れたのですが、そこで訪れたひみ番屋街で、氷見牛や氷見カレーなどとともに「氷見うどん」なるものがあることを初めて知りました。
なんでも香川県の讃岐うどんや秋田県の稲庭うどんと並んで、日本三大うどんに数えられることもあるとか(他に長崎県の五島うどんや群馬県の水沢うどんを数える場合もあるそうです)。
稲庭うどんと製法は同じで、独特の強い腰と粘りがあるのだとか。腰のあるうどんが好きなので、とても興味を惹かれました。
食べてみたかったのですが、この日の昼食は氷見魚市場食堂で予約していたので、氷見うどんは断念。
その分、高岡のどこかで必ず氷見うどんを食べようと決意していました。
美濃屋広小路店で味わう氷見うどん
念願かなって美濃屋広小路店で、
氷見うどんを頂くことになりました。
高岡城址公園からも近いお店です。
「広小路」店という名前だけあって、店の前の道には、高岡市と射水(いみず)市を結ぶ路面電車(万葉線)が走っていました。
この店は、セルフサービスで氷見うどんが味わえる店。値段も手ごろで安心です。
スープは多めにという注意書き。
スープだけでなく、昆布(だしを取った後の昆布かな)もたくさん無料でトッピングできました。
地元の名物という高岡コロッケと、白エビのかき揚げも選びました。氷見うどんは程よいのど越しと腰の強さで、昆布をたくさん取ったせいか(体によさそう)、これでおなか一杯になりました。
夫はうどん定食を注文。
こちらもカレーなど品数が充実していて、美味しそうでした。
昆布愛をまとった町・高岡
ところで関西で食べるうどんには、そもそも昆布が載っていたかな?と、うどんを食べながらふと気になりました。
北陸地方では昆布の消費量が多いと聞いていたけれど、これもその一環なのでしょうか。
後で調べてみると、江戸時代に北前船の寄港地として繁栄した場所が富山にいくつかあり、そこに蝦夷地から昆布がもたらされた上に、明治になって北海道に移住する富山県人が多く、彼らが故郷に北海道の昆布を送るなどの交流があったのだとか。
このような歴史の積み重ねで、富山県では昆布の消費量が全国でもトップクラス。全国平均の2倍だそうです!
高岡駅には、このようなポスターもありました。昆布は美味しいだけでなく、栄養豊富で(ミネラルや水溶性食物繊維が豊富)低カロリーの栄養食。でも最近の食生活では食べてない。もう少し昆布を食べる機会を増やしたいなと思いました。
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