2023年3月19日(日)、トラベックスツアーズの東京発バスツアーに参加しました。そのツアーは
全国旅行支援【東京発】小湊鉄道「菜の花」観賞と「ホテルランチ
養老渓谷駅から里見駅へ 20分間の鉄道旅
いちご狩りとランチバイキングを済ませた私たちは、一路小湊鉄道の養老渓谷駅へ。
何とか13:51発の列車に乗ることができました。沿線に菜の花が残っているかどうか心配だったのですが

食害の痕跡のようなものは、素人の私たちには余りわかりませんでした。これは食害防止の措置かな?

桜はまだ早いようですね。この赤いテープは、獣対策かな?

停車する駅には、とても美しい菜の花が咲き乱れていました。もっと少ないと思っていたので大感激。

私たちの列車を撮影している人々もいます。ちょっと照れ臭い。菜の花の中を列車で走るのは素敵だけど、列車に乗っていると、菜の花の中を走る列車の写真は撮れません。難しい問題です。

車内には懐かしい扇風機があり、養老渓谷からでも割と乗客は多かったのですが、途中の駅でもさらにお客が増えました。菜の花の時期だから、乗客も多いのかな?
下車した里見駅で見たトロッコ列車と菜の花
養老渓谷駅から、下車する里見駅まではわずか4駅。

乗車時間は20分です。
かなりスピードを出す個所もあり、


トンネルもいくつかあって、なかなかの迫力と乗り応えがありました。

もっと乗っていたかったのですが、後ろ髪をひかれながら里見駅で下車。

でも里見駅では、房総里山トロッコを見ることができたのです!

SLのように見える機関車は、実はクリーンディーゼルだそう。環境にも優しいんですね。

天気のいい日は風を感じることができて、本当に楽しそう!


昔は砂利を採取して、貨物列車で運んでいたとか。これらの車両は、その名残なのでしょうか。

里見駅周辺も菜の花がっぱいで、


菜の花とトロッコ列車(車両の一部)の写真が撮れました!
歴史ある里見駅舎
バスもちゃんと駅のそばの駐車場に待っていてくれていました。発車時間まで少し余裕があったので、駅舎を見学。


なかなか味わいのある駅舎でした。

里山トロッコがかっこいい。

駅名の看板も、旧字体でとても歴史を感じます。

駅舎は、国の登録有形文化財になっているそうです。
気になったのが、駅の前にあった犬の銅像。「里見駅」で犬だから、あの滝沢馬琴作『南総里見八犬伝』に登場する犬の八房(やつふさ)でしょうか?(どこにも何も書いてない!)
チバニアンビジターセンターも近かった!
もう1つ気になったのが、この電柱で見た

「チバニアン」の文字(手前にある木彫りの動物も謎すぎる)。チバニアンって確か地質時代の年代になったとか………。でもうろ覚えだったので、調べてみました。
日本史の時代区分が、政権の所在地によって「平安時代(都が平安京)」「江戸時代(幕府は江戸)」と区分されるように、地球の歴史も、地磁気の逆転(地球磁場のN極とS極が逆転する)によって区分されるようです。
千葉県市原市田淵にある地層は、一番新しい地磁気逆転の記録が世界で最もよく残っているため、約77万4千年前から12万9千年前までの時代が「チバニアン」(ラテン語で「千葉の時代」)と名付けられました。
地層の近くには仮設のガイダンス施設もでき、チバニアンについてわかりやすく紹介しているそうです。
里見駅のある千葉県市川市に、こんなすごい場所があったのですね。今回はツアーコースに入ってなかったので諦めましたが、いつかまた八犬伝の聖地巡りと一緒に訪れたいなと思いました。
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