霊場恐山参拝記(前編) 恐山菩提寺で地蔵菩薩・釈迦如来・不動明王に参拝! 境内の温泉にびっくり 

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2023年5月4日(木)、青森県の霊場恐山(おそれざん)を訪れました。

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恐山という山はない! 立山と恐山は似ている

今回初めて恐山を訪れたのですが、恐山と言ってもイタコしか予備知識がない状態で訪れました。

初めて知ったこともたくさんありましたが、一番大きな収穫は「恐山という山はない」ということ。

宇曽利湖を囲む、釜臥山(かまふせやま)・大尽山(おおづくしやま)・小尽山(こづくしやま)・北国山(きたぐにざん)・屏風山・剣の山・地蔵山・鶏頭山の八峰と宇曽利湖を総称して、「恐山」と呼んでいるそうです。

先月訪れた立山連峰も、「立山という山はない」場所でした。立山も火山で、恐山と同様、地獄や極楽など死後の世界があるとされた信仰の山々です。いろいろな点で共通点があるなと興味深く感じました。

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2023年5月23日

恐山は日本三大霊場 あの世とこの世の境界線で衆生を救う六地蔵

これも現地に行って初めて知ったのですが、恐山は比叡山(滋賀県)や高野山(和歌山県)と共に「日本三大霊場」と呼ばれているのだとか。

天台宗を開いた最澄の弟子・円仁(慈覚大師)が開いたとされる霊場で、室町時代に再興され、現在は曹洞宗の「恐山菩提寺」という寺院が建っています。

円仁は地蔵菩薩1体を自ら彫って霊場の本尊としたそうで、現在も寺院の本尊は地蔵菩薩です。

菩提寺の入口近くには、衆生が六道(天・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄)のどの世界に生まれ変わっても、それぞれ地蔵菩薩が救ってくれるという思想に基づく立派な「六地蔵」の像がありました。ちなみに「六地蔵」はよく墓地の入口に建てられているらしく、死後の世界があるとされる恐山菩提寺の入口にあるのも納得かな。

入山料500円を払って境内へ。地図を見ると、とても広そうです。

境内の溝を見ると、硫黄の結晶が付いています。この辺りを流れる水にも、硫黄の成分があるのですね。こんな寺院は初めてです。

立派な山門の横をふと見ると

釈迦如来像(これも地蔵菩薩と並んで恐山の本尊の1つ)を祀る本堂があるのですが

本堂横の建物に、こんな看板がありました。後で知ったのですが、この日は1人、イタコが口寄せをしていました。夏と秋の大祭には、多くのイタコが集まるそうです。

風車と共同浴場 活火山にある恐山ならではの光景

山門のそばには、色鮮やかな風車。幼くして亡くなった我が子がさみしくないように、供えているのだとか。また恐山周辺は常に火山ガスが噴き出しているため、生花や線香、ろうそくを供えることができず、代わりに風車を供えるという事情もあるようです。

山門をくぐると、

共同浴場があるのもびっくり!

境内に共同浴場がある寺院って、他にあるのかな? 花染の湯、古滝の湯、冷抜の湯、薬師の湯の4つの湯があるそうです。参拝が済んだら入ってみようかな。

常夜灯が並ぶ参道を、さらに進むと地蔵堂。

奥の院の不動明王を参拝すると

「釈迦地蔵不動一体義」という、菩提寺の3つの聖地をコンプリート。

奥の院は少し山を登ったところにあるのですが、

途中の道からは、霊場一帯を展望できる場所もありますので、ぜひ参拝してみてくださいね。ちなみに中央の立派な建物は宿坊の吉祥閣でした。

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