2023年5月5日(金)、「仏ヶ浦海上観光」の高速観光船で仏ヶ浦に上陸し、絶景を堪能することができた私たちは
全くの偶然から、仏ヶ浦遊覧船乗り場近くの津軽海峡文化館アルサスの1階にある佐井村観光協会で無料レンタサイクルがあると知り、マグロ丼を食べたい一心で、大間町まで自転車で向かうことにしました。
人生初のクロスバイク! 海峡ラインを突っ走る
前回も書いたのですが、私たちはクロスバイクは初体験。
特に運動神経が人一倍劣っている私には、クロスバイクに乗り降りするのが一苦労(足が上がらない)。
そのためなるべく乗り降りせずに、そして無理のないスピードで、最初の目的地の大間崎を目指します。ちなみに私たちは、自転車の鍵がどこにあるかわかりませんでした。ワイヤーロック(鍵)はサドルの下にあり、ワンタッチで取り外せたようです。詳しくはこちらをご覧くださいね。
青森県はまだグーグルマップで自転車ルートが利用できないので、自動車のルートしか示せませんが、国道338号線をひたすら走ります。普通に走れば、1時間40分ほどで大間崎に着くそうです。海がよく見えるので、「海峡ライン」という別名もあるのだとか。
ありがたいことに、都会のように車が頻繁に通るわけでもなく
少し寂しい海辺の風景や
あちこちに点在する風力発電の風車や
小さな集落を見ながら走ります。集落を過ぎて人家がなくなると、峠とまでは言えませんがアップダウンの繰り返し。
変速ギアが付いているので助けられましたが、どこをどう操作すればいいのかよくわかっていなくて、ほとんど野生の勘頼み。
そろそろ佐井村の境界線に近づいてきたかな?
大間町は広かった 行けども行けども大間崎は遠い
やっと大間町に入りました!
時刻は大体12:45。なかなかいいペースかもしれない。マグロ丼はもうすぐそこかも!
「海峡ライン」の別名にふさわしく、海岸沿いの絶景が見えてきました。赤石のあたりかな?
5月だというのに、どこか寒々とした海と
番屋(漁場近くの作業所兼宿泊所)らしき建物が並んでいるのが下北半島らしいです。仏ヶ浦の玄関口・佐井村に行く下北交通バスの車窓からも見えていた景色かもしれませんが、自転車でゆっくり移動しながら見ると、感動が大きいです。
奥戸川に架かる橋を渡ります。頑張って走ってきたと思ったのですが、地図を見ると、この辺りはちょうどコースの半分くらい。時刻は13:04です。24.3kmの中級者向け「佐井村~大間崎コース」は、やはり簡単ではありません。
奥戸港にカモメがたくさん群れ飛んでいる光景は、とても印象的でした。
厳重な警備がされていた一画は?
この「海峡ライン」は大体静かな漁村地帯を走っていくのですが、一か所だけ、人家のない山の中の施設なのに、警備の物々しいエリアがありました。
確証はありませんが、どうやら大間原子力発電所ではないかなと思っています。今はまだ建設中で、総合進捗率は2023年6月現在で37.6%ですが、反対運動も根強いです。運転開始時期は2030年度に予定されているそうですが、果たしてどうなるのでしょうか。
難しい問題ですね。
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