2023年5月6日(土)、湯の川温泉ホテル万惣(ばんそう)で1泊した私たちは
朝食を堪能した後、函館旅行2日目に出発です。
函館市電と競馬場とスズラン
本日最初の目的地は、函館の観光名所・五稜郭公園です。
普通なら、函館らしく市電で移動するところでしょうが
この日も長女の提案で、
歩いて行くことにしました。昨日歩いた元町からホテル万惣の距離の、半分くらいなのでまだマシかな。
歩いていると、いろいろ面白いものが見えてきます。古代エジプト風パチンコ店にはびっくり!
そして、昨日レイモンドッグを食べた、函館カール・レイモンのラッピング広告市電。
市電湯の川線に沿って歩いて行くと、色々なデザインの市電が走っていました(詳しくはこちらをご覧ください)。
市電の駒場車庫も、
好きな人にはたまらないかも。
元々市電は、東京以北で初めての馬車鉄道として、1897(明治30)年に出発。やがて電化されたと知りました。「駒場」の地名もその名残かな?
すぐ近くには競馬場も。
幕末自由貿易港として西洋の文化が流入した函館には競馬も早くから広まり、1896(明治29)年に開場されたこの函館競馬場は、
日本に現存する競馬場としては最も長い歴史を持つそうです。競馬場をこんなに近くで見たのは初めて。
スズランをこんなに近くで見たのも、もしかしたら初めてかも。
北海道らしい花を見ることができて、大感激です! 歩いていてよかった!
五稜郭公園の気になるパネル
市電の柏木町停留所からしばらく歩き、松原通を北上し、
ラッキーピエロ松陰(まつかげ)店を通り過ぎてさらに北上すると
五稜郭タワーが見えてきます。
続いて、五稜郭の堀も見えてきました。
例年ならこの時期は、まだ桜(ソメイヨシノ)が残っているようですが、今年は桜の開花が早く、さくらまつり最終日のこの日(5月7日)には、ソメイヨシノはほとんど散っている様子。八重桜はまだ見頃です。
カルガモかな? あまり人を恐れず、悠々と歩いていました。かわいい!
そして土方歳三最期の地でも見た写真パネル。
榎本武揚や黒田清隆もいますね。いつできたのかな? 昔(2017年12月)はありませんでした。
美しい桜は箱館奉行所のそばに
復元された箱館奉行所は前回訪れたし、今回は列車の時間もあるので内部見学はパスしたのですが
建物の近くまで行ってみました。
雪のない五稜郭も、また美しいです。星形五角形の堀を考案した蘭学者・武田斐三郎(あやさぶろう)の顕彰碑にも再会。
箱館奉行所です。できるだけ江戸時代と同一の産地・材料にこだわった復元を実施したようで、
屋根瓦も、建設当時のまだらな色相を再現しているそうです。最も高いのは、5階部分の太鼓櫓。時を告げたり港を監視したりしていました。
よく見ると、屋根の鬼瓦部分には、葵の紋所! 幕府の役所として、外交も担っていた格の高い役所だというのがよくわかります。
久々に見た建物も立派で感動したけれど、枝垂れ桜が美しいのが印象的。
この桜は、ちょうど今が満開かな?
満開の桜の下で、浴衣で記念撮影(寒くない?)の外国人観光客の姿も見ることができました。いい思い出になればいいな。
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