鬼がいっぱい! 閻魔大王もいる登別温泉
2023年8月5日(土)、初めて登別温泉の地獄谷を訪れました。
火山特有の荒涼とした風景はまるで地獄のよう。
というわけで、地獄と言えば鬼! 地獄谷のすぐ近くで、こんな像を見かけました。
赤鬼もいれば、青鬼もいます。
更に温泉街を下ると、「からくり閻魔堂」というものまであり、この時は穏やかな普通のお顔でしたが、1日に6回ある「地獄の審判」の時間になると、顔が真っ赤になって怒りの表情になるのだとか。
間欠泉の「鉄泉池」同様、ここも待っているわけにもいかなかったので、からくりを見ずに素通りしてしまいました。
ただ、商店街のあちこちにある石でできた鬼の像は、少し気になりました。温泉街も、力を入れて推しているみたいです。
『ゆったり温泉ひとり旅』宮澤エマさんの語りで紹介された鬼を探そう!
昨年、『ゆったり温泉ひとり旅 北海道辺』というNHKのTV番組を見る機会がありました。
その番組では登別温泉も紹介され(語り手は宮澤エマさん!)、その中で登別温泉の鬼の石像が紹介されていました。
翌日の朝、もう一度商店街の通り(極楽通りという名前らしいです!)を歩く機会があったので、鬼の像に注意しながら歩いてみました。
こちらは水掛け不動ならぬ湯かけ鬼蔵(ゆかけきぞう)。無病息災、諸病平癒のご利益があるそうです。
合格祈願の鬼像を見て、しばらく歩くと
見つけました! 番組で紹介されていた鬼像。男女の鬼はとても微笑ましい表情です。
「恋愛成就の鬼像」というそうで、「のぼりは別でも、くだりは一緒。お湯が取り持つ縁かいな」という石碑の言葉も味がある。宮澤エマさんのナレーションを思い出しました。
商売繁盛の鬼像もありました。この4体の鬼像で、大体世の中の75%くらいの願いはかなえてくれそうです。ありがたや。
泉源公園には鬼の金棒がいっぱい! ここにもあった間欠泉
商店街を歩いていると、
温泉街の中心に「泉源公園」という広場がありました。
ここには、色とりどりの鬼の金棒がいっぱい! この赤い金棒には、子孫繁栄の効験があるなど、色によってさまざまなパワーがあるようでした。
金棒は地上に8本。そして地上の8本の金棒が交わる地中にも1本埋まっていて、地中の1本が最もパワーがあるそうです。知らずにまた素通りしてしまいました。
公園には蒸気の噴出口もあるし
間欠泉もありました! こちらの間欠泉は、約8mもの高さまでお湯や蒸気が噴き出すそうですが、3時間ごとの周期なので待っているわけにもいかず、決定的な瞬間を見ることはできませんでした。
轟音と共にお湯が噴出する様子は、まさに「地獄の鬼の仕業」と信じられたことでしょう。
間欠泉の前にある鬼と金棒のモニュメント。迫力ある場所なのに、鬼の表情がとても可愛かったのが印象に残りました。
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