登別温泉を発展させた2人の偉人 名旅館にも足跡あり
2023年8月5日(土)、初めて登別温泉を訪れました。登別駅からタクシーで地獄谷へ向かい
地獄谷見学後、今夜の宿泊先である祝いの宿 登別グランドホテルに向かいました。
地獄谷からは、山道を下っていきます。
途中見かけたこの石碑は、登別温泉発展に貢献した明治時代の滝本金蔵と、大正時代の栗林五朔(ごさく)の顕彰碑。
その滝本金蔵が開いた「湯もとの滝本」は、現在の第一滝本館だそうです。ここもいつか泊まってみたいな。
ちなみに栗林五朔は室蘭の海運王と呼ばれた人物で、1913(大正2)年には登別温泉の全物件を買収。温泉設備の改築や登別駅と温泉街を結ぶ馬車鉄道を開通させたりしています。
昨年放映された、『ゆったり温泉ひとり旅 北海道辺』というNHKのTV番組(語りは宮澤エマさん)で紹介されていた「滝乃家」という老舗旅館も、料亭としてこの頃開業したのだとか。
そして私たちが宿泊する登別グランドホテルの親会社も、栗林五朔が設立した「栗林商船」でした。
鬼サウナや熊サウナにたじたじ サウナーへの道は遠い
道南バス登別温泉ターミナルのすぐ近くにある登別温泉グランドホテルは、1938(昭和13)年に営業を開始した老舗ホテル。
ホテル入り口には鬼がいて出迎えてくれ(目が光るので怖い!)
大浴場には「鬼サウナ」なるものもあるらしい。試しに入ってみました。でもほとんどサウナに入ったことのない私には、ものすごく熱く感じられ(温度110℃)、すぐにサウナ室から出てしまいました。
翌朝、今度は「熊サウナ」に挑戦。鬼サウナよりは数分頑張れたものの、5分も入っていられませんでした。
巷ではサウナブームで、映像などを見ているととても気持ち良さそうなのですが、今回は断念。のんびりローマ風大浴場や露天風呂に入っている方が性に合っているのかな。
大満足の朝食
今回は、朝食のみつく宿泊プランでホテルを予約しました(大人2人で35,800円)。
朝食はビュッフェ形式で、なかなか素晴らしいものでした。
和食も洋食も種類が多くて北海道らしく(上の写真はチーズ)、パンも豊富だし、海鮮丼を作るもよし、お粥にするもよし。
一昨日、倶知安駅近くのスーパーで購入して美味しかった「カスベ」(エイ)の煮付けがここにもありました! やっぱり美味しい!
客室は普通のレベルでしたが
お茶請けに用意されていたお饅頭がなかなか美味しかったです。
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調べてみると、このホテルは終戦後北海道に進駐したアメリカ軍兵士の宿舎になったり、天皇陛下はじめ皇室の方々がよく利用されたりと、なかなか由緒あるホテルみたい。
1938年の創業から、今年(2023年)で85周年! 「早割85日前プラン」など色々なプランが用意されているようです(詳しくはこちら)。なかなかお得なプランだと思いますので、興味のある方は検討されるといいかもしれませんね!
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