大浦柱状節理帯の最寄りバス停・済州国際コンベンションセンター
2023年8月20日(日)、済州島最後の日は私と夫の強い希望で、まず済州島南部の大浦柱状節理帯を目指しました。
今まで訪れた2つの海水浴場より距離も遠く、路線バスを乗り継ぐという、なかなか難しいミッションでしたが、なんとか最寄りのバス停・済州国際コンベンションセンターに到着しました。
バス停も(左の黄色い建物は済州ブヨンホテル)
ロータリーもとても立派です。
そしてこれが、済州国際コンベンションセンター。国際会議や展示会、イベントなどが行われるそうで、2003年に完成しました。今からちょうど20年前ですね。
目指す大浦柱状節理帯までは、海の方へ大きな道を通って徒歩6分ほどという、NEVERマップの表示もあり、
道に迷う心配もなく、すっかり安心していたのです。
工事中で遊歩道もチケットブースもわからない状態 観光客も混乱
やがて大きな駐車場が見えてきて、公園の入口のような場所に出ました。目指す柱状節理帯は海岸の近く。もう少し歩かないといけないようです。
柱状節理とは溶岩が海に流れ込んで急激に冷却された結果、柱状に形作られる現象。六角形の規則的なひびのある奇岩が連なり、日本では福井県の東尋坊や兵庫県の玄武洞、宮崎県の高千穂峡などが有名です(下の写真は2年前に訪れた東尋坊)。
韓国ではまだ柱状節理を見たことがなくて、とても楽しみにしていたのです。
でも公園の中は遊歩道工事の真っ最中。あちこちに立ち入り禁止のロープがあります。私たちが持っている『地球の歩き方韓国』には、入場料2,000ウォンと記載があるのですが、チケットブースも閉まっています。年中無休らしいのですが、どうしたのかな?
まぁ無料で入れるならいいかなと思っていたら、甘かった! 公園が広すぎて、おまけに表示がハングルばかり。どこに行けばいいのかさっぱりわかりません。それ以前に、この道は歩いていいのか悪いのかもわからない。観光客も混乱している様子です。
海の方を見ると、岸壁があって
何やら柱状節理っぽいような岩も見えるのですが、なかなか近くに行けません。
よく見ると、展望デッキのような場所もあります。でもかなり遠くまで行かないとダメみたいですね。
私たちのこの日の予定は、大浦柱状節理帯だけではないのです。せっかく済州島の南部に来たのだから西帰浦(ソギホ)毎日オルレ市場も見たいし、長女の切なる希望でスターバックスの済州島限定メニューも味わいたいし、何より16:15発のティーウェイ航空で関西に帰らなければなりません。
路線バスの時間もあるし、大浦柱状節理帯の見学時間は30分前後と決めていました。早々のタイムアップでとても残念。
約2kmにわたるという壮大な柱状節理体を見ようと思えば、最低でも1時間くらいは必要なのかもしれません。あれもこれもと欲張っていてはダメかな。
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