遊歩道が工事中だった大浦柱状節理帯  絶景を堪能したければ時間に余裕を持っていこう  

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大浦柱状節理帯の最寄りバス停・済州国際コンベンションセンター

2023年8月20日(日)、済州島最後の日は私と夫の強い希望で、まず済州島南部の大浦柱状節理帯を目指しました。

オーシャンスイーツ済州ホテルから路線バスで大浦柱状節理を目指す! 乗り換えに四苦八苦

2023年9月13日

今まで訪れた2つの海水浴場より距離も遠く、路線バスを乗り継ぐという、なかなか難しいミッションでしたが、なんとか最寄りのバス停・済州国際コンベンションセンターに到着しました。

バス停も(左の黄色い建物は済州ブヨンホテル)

ロータリーもとても立派です。

そしてこれが、済州国際コンベンションセンター。国際会議や展示会、イベントなどが行われるそうで、2003年に完成しました。今からちょうど20年前ですね。

目指す大浦柱状節理帯までは、海の方へ大きな道を通って徒歩6分ほどという、NEVERマップの表示もあり、

道に迷う心配もなく、すっかり安心していたのです。

工事中で遊歩道もチケットブースもわからない状態 観光客も混乱

やがて大きな駐車場が見えてきて、公園の入口のような場所に出ました。目指す柱状節理帯は海岸の近く。もう少し歩かないといけないようです。

柱状節理とは溶岩が海に流れ込んで急激に冷却された結果、柱状に形作られる現象。六角形の規則的なひびのある奇岩が連なり、日本では福井県の東尋坊や兵庫県の玄武洞、宮崎県の高千穂峡などが有名です(下の写真は2年前に訪れた東尋坊)。

韓国ではまだ柱状節理を見たことがなくて、とても楽しみにしていたのです。

でも公園の中は遊歩道工事の真っ最中。あちこちに立ち入り禁止のロープがあります。私たちが持っている『地球の歩き方韓国』には、入場料2,000ウォンと記載があるのですが、チケットブースも閉まっています。年中無休らしいのですが、どうしたのかな?

まぁ無料で入れるならいいかなと思っていたら、甘かった! 公園が広すぎて、おまけに表示がハングルばかり。どこに行けばいいのかさっぱりわかりません。それ以前に、この道は歩いていいのか悪いのかもわからない。観光客も混乱している様子です。

海の方を見ると、岸壁があって

何やら柱状節理っぽいような岩も見えるのですが、なかなか近くに行けません。

よく見ると、展望デッキのような場所もあります。でもかなり遠くまで行かないとダメみたいですね。

私たちのこの日の予定は、大浦柱状節理帯だけではないのです。せっかく済州島の南部に来たのだから西帰浦(ソギホ)毎日オルレ市場も見たいし、長女の切なる希望でスターバックスの済州島限定メニューも味わいたいし、何より16:15発のティーウェイ航空で関西に帰らなければなりません。

路線バスの時間もあるし、大浦柱状節理帯の見学時間は30分前後と決めていました。早々のタイムアップでとても残念。

約2kmにわたるという壮大な柱状節理体を見ようと思えば、最低でも1時間くらいは必要なのかもしれません。あれもこれもと欲張っていてはダメかな。

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