5~10月の土日限定無料観光バス・ローエル号
2023年10月28日(土)、奥能登旅行3日目(最終日)。この日は輪島市から穴水町(あなみずまち)へ移動したのですが、
その理由は、その前夜に夫が偶然見つけたお得な情報。なんと穴水町は、無料観光バス「ローエル号」を、(2023年は)5~10月の土曜・日曜日に運行していたのです! しかも予約は必要なし!
ローエル号は穴水駅発着で、2時間で穴水町の主要観光名所(能登長寿大仏・ボラ待ちやぐら・能登ワイン)を見学します。私たちも穴水町観光を準備段階では考えていたのですが、ちょっと公共交通機関では行きづらそうで、断念していたのです。これを無料で移動&見学できるなんて、これは絶対行くしかない!
ということで、10:30発のローエル号に乗車しました。参加者は私たちを含め5名。
明治時代に穴水町を訪れた有名な天文学者、パーシバル・ローエル(冥王星の存在を予言)にちなみ名付けられたバスで、車体には星がデザインされていました。
北陸最大の阿弥陀仏・能登長寿大仏
最初の目的地は、能登長寿大仏。
穴水駅前からは、10分足らずで到着です。
能登長寿大仏のことは、奥能登旅行準備で初めて知りました。「真和園」という施設の中にある大仏で、2003年に完成。できてからまだ20年なんですね。
大仏や真和園は、富山県から穴水町へ移り住み、昭和建設株式会社を起こした堀内英雄さんが、私財を投じて整備したもの。
北陸最大級の大きさ(高さ13.7m)を誇る青銅製の大仏(阿弥陀如来座像)で、美しい緑色が印象的。あの富山県の高岡大仏より大きいと知って驚きです。
建立した堀内英雄さんが100歳の長寿を全うしたため、「能登長寿大仏」と呼ばれるそうです。
大仏だけでなく、見どころいっぱいの真和園
大仏がある「真和園」はかなり広い公園です。私たちのローエル号の停車時間は20分ですが
全部回ろうと思ったら、1時間くらいはかかりそう。でもせっかく来たので、せめて半分くらいは見学しようと思いました。
最初に見えてきたのは、釣鐘堂。平和の鐘をついている人もいました。
この近くの紅葉は、なかなか美しかったです。
続いて三重塔。
極楽橋を渡り
少し日が差してきて、木漏れ日が美しい対岸へ。
弘法大師堂や
親鸞聖人像、
阿弥陀堂を見ていると、あっという間にバスの出発時間である11:00が近づいてきました。
他の方の迷惑にならないよう、出発時間は厳守せねば! 今回は半分くらいしか見学できませんでしたが、個人で建立したのが信じられないほどの規模でした。次は1時間くらいかけて、じっくり見学したいな。
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