秋の青森紀行4  奥入瀬をレンタサイクルで走る(後編) 石ヶ戸の瀬から銚子大滝を経て子ノ口へ 

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石ヶ戸の瀬

2023年11月3日(金)、この日は青森駅前から8:10発JRバスのみずうみ2号を利用して、バス停「奥入瀬(おいらせ)渓流館」で下車し(10:11到着)、シティサイクルをレンタルして、十和田湖を目指します。

秋の青森紀行3  奥入瀬をレンタサイクルで走る(前編) 黄瀬・三乱の流れ・石ヶ戸休憩所

2023年12月8日

石ヶ戸(いしけど)休憩所でお菓子など食べてエネルギー補給をし、周辺の美しい渓流を散策した後は、再び車やバスで大渋滞の車道を自転車で走行。

少し走ると、「石ヶ戸の瀬」と書かれた標識を発見しました。

遊歩道に下りてみると、確かに先ほど歩いた休憩所近くの流れが静かだったのに(上の写真)

こちらはかなり、急な流れ(瀬)になっていました。

少し離れただけで、これだけ表情が変わるのも面白いですね。

渓流の絵を描いている人もいました。なかなかお上手です。この辺りは他にも見どころが多く

特にパンフレットや案内板には記載がない小さな流れも、とても美しく感じられました。

阿修羅の流れ

次に案内標識があったのが、

阿修羅の流れ。阿修羅というのは、仏教(もとはインド神話)に登場する戦いを好む神ですが

その名がつくだけあって、なかなか激しい流れです。

角度を変えて、上流の方から見ても、迫力がありました。

水の流れは、まるで川の中の岩に噛みついて、戦っているようです。「阿修羅の流れ」という意味が、なんとなく分かったように思えました。

雲井の滝・白糸の滝・銚子大滝

激しい流れを見て、少し走ると

川の流れは、また緩やかになり、

少し走ると、また急な流れになるのを繰り返していきます。この流れは、案内板を見つけることはできなかったのですが

「飛金(とびがね)の流れ」という場所でしょうか。

ここからしばらく行くと、滝が見えてきました。雲井の滝という名の

高さ約20mの滝です。水量も多いですね。

パンフレットによるとこの辺りは滝が多いようなのですが、私たちがしっかり見たのは、上の写真の白糸の滝と

よくカレンダーなどで紹介されている「銚子大滝」の合計3つだけ。遊歩道をしっかり歩けば、もっとたくさんの滝と出会えたのかな?

おまけに銚子大滝は、間近で見ようと思うと車道から少し階段を下りていかねばならず、4時間以内に自転車を返さないと延滞料金を取られるため、

今回は、車道からの眺めだけで満足することにしました。ここからでも、かなりの水量だということがよくわかるのですが、後で調べてみると、奥入瀬渓流の本流にかかる唯一の滝なのだとか。

道理で水量が多いと思いました。高さ7m、幅は20mもあるそうです。丸い十和田湖をお銚子(とっくり)に見立てた場合、この滝がお銚子の注ぎ口にあたることからこの名が付けられたそうですが、

地図で見てももう一つ実感がわかない。

ともあれ、今回は人力のみが頼りのシティサイクルで頑張って山道を登り、写真もたくさん撮ったり休憩したりしたので(風景が美しい場所が多すぎるのが、奥入瀬渓流の罠)

奥入瀬渓流感から子ノ口(ねのくち)までの徒歩での所要時間(約3時間50分)とあまり大差ない時間帯で延滞料金もなく、自転車を返却することができました。私はものすごくバランス感覚が悪く、しかも足が上がらないので(疲れると特に)自転車から降りる時がとても怖かったのですが、夫のサポートもあって転倒することなく(下北半島では転倒)、無事に自転車旅を終えることができてよかったです。

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