タクシーで巡る生月島1  平戸島からバスで生月島へ!  塩俵の断崖で柱状節理を堪能  

スポンサーリンク



始発の生月バスで生月大橋を渡る

2024年2月25日(日)は、長崎旅行の最終日。この日の予定は、平戸市の生月島(いきつきしま)観光です。飛行機の予定があるので、午前中しか時間がありません。

平戸島の市街地(平戸城や平戸桟橋を中心とするエリア)は、徒歩で観光可能です。しかし生月島を含むその他のエリアは公共交通の便が悪く、どうしてもレンタカーもしくはタクシーのお世話になるしかなさそう。

いろいろ検討した結果、生月島へは生月バス平戸線で移動。

お世話になったビジネスホテル平戸の向かいにあるバス停・平戸新町を7:22に出発する始発のバスに乗り、ほぼ貸切状態のバスに揺られて平戸島を横断し

水色が美しい、生月大橋を渡ります。

曇り空でも、橋の色のせいで、とてもさわやかな気分!

そういえば、昨日九州本土から平戸島に渡った時に通った平戸大橋は赤い吊り橋だったけれど、

この橋は水色で、吊り橋でなく「トラス橋」という形式でした。

柱状節理が美しい塩俵の断崖

目的地の生月一部桟橋には、8:00に到着。

生月自動車観光タクシーの運転手さんが、ここで待ってくれていました。私たちは、観光タクシー2時間コース(小型タクシーで10,080円)をお願いしていたのです。

HPにモデルコースも記載されていますが、自由にアレンジできるということで、まずは塩俵の断崖へ。

ここは生月島の西部に位置しています。西部の海岸線はほとんどが断崖らしいのですが、

その中でもここはとりわけ、柱状節理で有名なのです。今から1,000~600万年前、この地方では大規模な火山噴火が何度も起き、溶岩流が大量に噴出して「松浦玄武岩」という岩の層ができました。玄武岩の溶岩台地が海と交わるところでは、波の浸食を受けて大規模な断崖(海食崖)が発達。塩俵の断崖もその1つです。

厚く積もった溶岩流は冷えて固まる際に収縮し、割れ目ができます。縦に柱状に割れているものが「柱状節理」と呼ばれ、ここでは南北約500mにわたって、最大高さ20mほどの玄武岩の柱が並んでいます。ここからだと高さがよくわからないのですが、大体6階建てのビルくらいの柱が林立している状態。確かに、海岸から見たらものすごい迫力かも。

海岸には、波によって切断された柱が並んでいます、六角形の面を並べたような風景が、塩を運んだ俵に似ているのでこの名前が付いたとか。確かにすごい絶景です。柱状節理が大好きな私は、大満足。

この地形ではかなり難しそうだけれど、海岸に降りて、六角形の岩の断面の上を歩いたり、20mの柱状節理に実際に触ってみたいなと思いました。でもそうすると、貴重な景観が損なわれてしまうかな。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です