タクシーで巡る生月島3  生月サンセットウェイを日中に走る

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生月サンセットウェイをドライブ

2024年2月25日(日)、平戸島から生月島(いきつきしま)へ移動した私たちは、生月自動車観光タクシーの2時間コースで島を観光することにしました。塩俵の断崖と、大碆鼻(おおばえはな)灯台を見学した後

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2024年4月1日

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2024年3月31日

再び島の南部へ。

私たちが走ったのは、生月サンセットウェイという道。生月島の西海岸部に沿って、約10㎞もの間、信号が1つもなく、海沿いの道が続いています。風光明媚で信号もないため、様々なCM(特に自動車関係が多いらしい)、映画、カタログなどに登場しているそうです。

水平線が見渡せ、日没時になると、とても美しい夕日を見ることができるのだとか。

この辺りには、牛の放牧地もあります。ラッキーなことに、牛を見ることができました!

牛小屋もありました。私たちは見逃したのですが、道路の途中には「牛、注意!」の看板も、何ヶ所かあるのだとか。興味のある人は、ぜひ探してみてくださいね。

生月島のダイヤモンドヘッド?

運転手さんが休憩場所として選んでくれたのは、海と断崖絶壁が見える場所。

ここもCMで使われていた場所で

ハワイのダイヤモンドヘッドに似ているのだとか。私はハワイには行ったことがないし、車がないのでCMやカタログも見ないのでよくわからないのですが、見る人が見たらわかるかな。

元々この道は農免農道。初めて聞く言葉でした。竣功記念碑もあったので、調べてみました。

1949(昭和24)年から、揮発油(ガソリン)に対して税金(揮発油税)が課せられ、後に道路整備の財源として使われることに。その後、「農業や漁業用機械に消費される揮発油税については必要経費として免除してほしい」という世論が高まりました。

しかし個人を特定し、揮発油税を免除するには限界があるので、免除相当額を財源として道路が作られました。この「生月サンセットウェイ」もその1つだったのですね。農業への大型車導入など近代的農業の育成や地域活性化などを目的にしているので、だれでも利用することができる道路です。

少し天気が回復気味。いつか日没に走ってみたいな。そういえば五島列島の福江島西岸でも、「オレンジロード」という夕日が美しいという道路をタクシーで走ったのですが、いつも日帰り観光なので、日中に走るばかり。夕日の名所を見るには、それなりの旅行プランが必要ですね。

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2023年1月27日

哀しいキリシタン殉教史跡「ダンジク様」

さらに走ると、「ダンジク様」という道標が見えてきました。キリシタンの殉教史跡です。

両親と男の子3人のキリシタン家族(夫は弥一兵衛、妻マリア、子供ジュワン)が、追っ手を避けて暖竹(だんじく)の中に隠れていたけれど、子供が海岸で遊んでいるところを役人の船に見つかり、3人は処刑されてしまいます。この3人を祀る祠が「ダンジク様」。とても哀しい話だなと思いました。

役人の船に見つかって処刑された3人の祠へ参拝する場合、船で行くことは禁じられ、必ず険しい山道を通って参詣する習慣が守られているそうです。かなり大変らしいので、今回は断念。

私たちはもう1つの道標が示す「生月町博物館 島の館」へ行くことにしました。その様子は次回ご紹介します。お楽しみに。

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