糸魚川駅やヒスイ王国館の目の前にあるホテル
2024年3月24日(日)、初めて新潟県妙高市を訪れ、赤倉観光ホテルの「日帰りランチ&入浴 Aプラン」を満喫した私たちは
妙高高原駅から糸魚川(いといがわ)駅に到着しました。
糸魚川と言えば、「ヒスイ」や「ジオパーク」という文言をよく目にしたのですが、
今日の宿はその名も「ホテルジオパーク」というビジネスホテル。北陸応援割が使えたので、1泊朝食付ツインの部屋で6,000円でした。
とにかく場所がわかりやすいのが、ありがたい。糸魚川駅の目の前です。
土産物屋などが入っているビル「ヒスイ王国館」も、筋向いです(中央の建物がホテル)。
これなら移動やお土産購入も便利そう。
ロビーの展示物とエレベーターの気になる掲示
「ホテルジオパーク」と名乗るだけあって、ロビーのガラスケースには、色々な石の標本が展示されていました。
もちろんヒスイもあります。これはある程度予想していたのですが、エレベーター横の表示にはびっくり。
今年(2024年)1月1日に発生した能登半島地震では、糸魚川市でも津波警報が出たのですが、警報が出た場合のホテルの避難場所は、糸魚川駅の新幹線ホームなのでした。4階建てのホテルだから大丈夫だろうと思っていたのだけれど、甘かった。少し身が引き締まります。
能登半島地震の時には、このホテルもかなり揺れたのかな。調べてみると避難指示は出なかったものの、多くの市民が自主的に、普段の避難訓練通りに新幹線ホームに向かったのだとか。日ごろの訓練は大事ですね。
それに比べて面白かったのが、エレベーター内の掲示。カニを持ち込んだ宿泊客がいたのですね。部屋にカニを持ち込むなんて、考えもしませんでしたが、迷惑なのでやめましょう。
客室と朝食の様子
ツインの客室はこんな感じです。
部屋は広々としていて、全く問題なし。
朝食は、ロビーの奥にある
こちらの食堂で頂きました。
朝食はややシンプル気味でしょうか。パンに暖かい味噌汁がちょっと不思議な感じもしました。
糸魚川駅前あれこれ
糸魚川駅前です。地酒をアピールしたり(お土産に「加賀の井」を購入)
日本神話に登場する奴奈川(ぬなかわ)姫の像も。
高志(越 こし)国の一部(現在の新潟南西部)を治めたとされる女王で、ヒスイを用いた祭祀を行っていたと言われています。
文学者・詩人・評論家など多くの肩書を持つ、糸魚川出身の相馬御風(そうま ぎょふう)も紹介されていました。私は初めて知ったのですが、早稲田大学の校歌「都の西北」や「春よ来い」「かたつむり」の作詞もされていたのですね。ちなみに、現在糸魚川駅新幹線ホームでは、「春よ来い」が発車メロディーとして使われています。
糸魚川駅の外観。
今朝はえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインで、親不知(おやしらず)駅へ移動です。この日最大のイベント?ヒスイ探しに挑戦するのですが、その様子はまた次回にご紹介します。お楽しみに。
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