温泉もある辰口福祉会館
2024年9月29日(日)、夫の希望で、輪島市の伝統芸能・御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)を聞くため、石川県能美(のみ)市で開催される「国際交流ひろば」に行く日です。
「国際交流ひろば」の会場・辰口(たつのくち)福祉会館はなかなか立派な建物で、なんと、浴場もありました。
シャトルバスでここに来る途中、辰口温泉の看板を見て、入ってみたいなと思ったのですが、まさか「国際交流ひろば」の会場にあったとは!
露天風呂やサウナはもちろん、シャンプーやリンス、石鹸、タオル類はありませんが、市営のため、大人1人200円で温泉に入浴できるのですから太っ腹。
泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)で、ほとんど地元民と思われる入浴客に混じって、のんびりとお風呂に入ることができました。まさか今回、温泉に入れるとは思ってみなかったので、かなり感動!
ちなみに、辰口福祉会館から徒歩2分の能美市温泉交流館「辰口温泉 総湯 里山の湯」では、料金は大人520円ですが、内湯に加えてサウナや露天風呂があり、ボディソープやリンスインシャンプーも無料で使えるようでした。
念願の御陣乗太鼓!
入浴後、御陣乗太鼓が始まるまでは、かなり早めに交流ホールに行って座席を確保したり、フリーマーケットで掘り出し物を探したり。長女は安く秋ものの衣類をゲットできて、喜んでいました。
ホールには、世界各国の民族衣装を着た人たちもたくさんいました。
御陣乗太鼓の演奏後、ステージでは「世界のファッションショー」が開催されるようで、その出演者たちです。
本当にたくさんの国々から、留学生や教員として、多くの外国人がいるんだなと驚き。
もちろん、日本代表の和服姿もありました。
私たち全く関係のない一般の観客は、このファッションショー出演者と、ホール中央部でいくつかのテーブルに分かれて座っている「おしゃべりサロン」の人たちの間に座って、御陣乗太鼓を見ました。
御陣乗太鼓を実際に見るのは、私と夫は2回目。でもその時は、写真は撮影していませんでした(撮影していいかどうか、不明だったため)。
長女は全くの初めてです。今回はどうやら、撮影してもよさそうな雰囲気。でもちょっと遠かったので、あまりいい写真ではありません。ご辛抱ください。
御陣乗太鼓が受け継がれてきた輪島市名舟町は、今年になって地震や水害に立て続けに見舞われました。メンバーとそのご家族は大丈夫なのか、太鼓や面などは壊れていないか、
生活再建に追われて、御陣乗太鼓の練習どころではないのではないかという、私たちの心配を吹き飛ばすような
ものすごい迫力と、キレのある動き。
初めて見た長女も、とても感動していました。
会場から根上学習センターへ戻るシャトルバスの出発が13:30となっていて、御陣乗太鼓の終演予定時刻と全く一緒の為(運営のミスとしか思えない)、バスに乗れるか少しひやひやしていましたが、何とか少し早めに終わってくれて、バスにも無事乗ることができました。
20分の演奏を聴くのに、金沢からはるばるここまでやってきたのですが、素晴らしい演奏も見聞きできたし、今まで全く知らなかった能美市のことも、少し知ることができて、とても良かったなと思いました。
コメントを残す