夏の釜山・新名所と食べ歩き7  アルテミュージアム釜山体験記(後編)

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ARTE MUSEUM X MUSÉE D’ORSAY

韓国好きの長女から釜山に誘われ、2025年7月18日(金)~21日(月)の間。釜山に行くことができました。今回の旅の目的の1つは食べ歩きですが、前回(16年前)にはなかった、新しい釜山の名所もめぐります。

2日目の最初の目的地は、アルテミュージアム釜山。今話題の、没入型ミュージアムで

夏の釜山・新名所と食べ歩き6  アルテミュージアム釜山体験記(前編)

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夏の釜山・新名所と食べ歩き5  釜山路線バス乗り継ぎの旅で、アルテミュージアム釜山へ

2025年8月16日

最後の部屋で見たのが、『ARTE MUSEUM X MUSÉE D’ORSAY』という展示作品。これがなかなかすごかったのです。

フランスのオルセー美術館とのコラボレーションで誕生した作品。私はオルセー美術館には、まだ行ったことがないのですが(いつか行きたい)、1900年のパリ万博に合わせて建設された鉄道駅舎兼ホテルが、美術館になったとか。

だから美術館の内部は、こんな様子なんですね(中央ホール)。

1848年(二月革命勃発)から1914年(第一次大戦勃発)までの作品がオルセー美術館に展示されているのですが

美術館の中を歩き回ることなく、この部屋にいるだけで

色々な名作を楽しめるのが面白いです。

華やかなパリの昼と夜や

誰もが一度は見たことがある名作の数々! 例えば『笛を吹く少年』(エドゥアール・マネ)や

エドガー・ドガが描くバレエの踊り子たちがいます。

そしてこの時代、キャバレーやフレンチカンカンもパリ名物になるのでした。

絵画の世界に没入!

キャバレー転じて、映像は美しい草原へ。

これは「モネの庭」をテーマにしていました。フランスのジヴェルニーで、モネが作り上げた庭ですね。

睡蓮の池と、日本風の太鼓橋かな? 秋の紅葉でしょうか。

藤の花が満開! とても幻想的な紫で、引き込まれそう。まさに「没入」感です。

こちらは「静物画のアトリエ」がテーマ。

花や果物、食器類などとても色合いが華やかで

作品名や作者名はわからないのですが、見ていてとても楽しかったです。

次は「旅」がテーマ。

やっぱり、南国タヒチを描いたポール・ゴーギャンが一番有名かな。

そしてこの肖像画と言えば、フィンセント・ファン・ゴッホ。最後のテーマ「生命の躍動感を捉える」です。

彼の描く星月夜が、展示室一杯に!

BGMもドビュッシーの『月の光』で、没入できます。

ゴッホと言えばひまわりが有名ですが、星月夜もいいですね。

展示場の雰囲気そのままのアルテカフェ

展示室を出ると、アルテカフェがあるのですが

このカフェの室内にも、メディアアートが!

テーブルの上にも波が!

『MOON』の展示室で見た、月の伝令うさぎもいますね。

壁のメニューには、英語と中国語しか書かれていないのでびっくり! ハングルは?と思ったら

こちらの見本には書かれていました。興味はあったのですが、この日も食べたい料理や行きたい店が、すでにリストアップされているので、見るだけにとどめておきました。

規模が大きく、見ごたえもあって素晴らしいのですが、普通の美術館や博物館のように座る場所もないため、気が付けば終始立ちっぱなし。歩きやすい靴で訪れてくださいね。

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