船で行く秘湯・大牧温泉宿泊体験記2  嬉しい3か所の温泉! 美しい緑に癒される

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男女それぞれに、3か所の温泉あり

2025年8月2日(土)、私たち夫婦は、「船で行く秘湯」として名高い大牧温泉(富山県南砺市利賀村)に宿泊しました。和室(浴室なし)で朝夕食事つき、川側の部屋でチェックアウト時にコーヒー1杯つきのプランで54,000円(税・サービス料込み)です(Agodaで予約)。

広い客室やレトロ感あふれるロビー、サスペンスドラマの撮影や旅番組の取材で訪れた、多くの有名人のサイン色紙がずらりと並ぶ廊下に圧倒されながら

船で行く秘湯・大牧温泉宿泊体験記1  客室と館内風景  圧巻!サイン色紙の廊下

2025年9月9日

温泉へと向かいました。この大牧温泉には、男女それぞれに、3か所の温泉が設置されています。

幸い天気もまずまずだし、景色のいい温泉には、景色が見える昼間のうちに入った方がいいですよね。

昔は河原に温泉があり、村もあったのですが、小牧ダムの完成で村も温泉も湖底に沈んでしまいました。源泉を高台に引き揚げ、建物を新築したのがいまの大牧温泉なのです(上の写真は、小牧港待合室にあったもの)。

大浴場と中浴場

私たちは早い時間の船で訪れたので、かなり早い時間に温泉を訪れることができ、ほぼ貸し切り状態で入浴することができました。

まずは大浴場。シャンプーなどはちゃんと備え付けてありました。

岩風呂風の場所もあって、温泉ムード満点です。お湯は無色透明ですが、ほのかに硫黄の匂いもしました。

屋内の温泉ですが、広い窓からの眺めは抜群!

窓側の浴槽から見る、川の景色は最高でした。

湯船によって、お湯の温度が違うようです。奥に行くと深くなっている箇所もあるので、注意しましょう。塩化物泉と硫酸塩泉の2つの源泉が混ざったお湯で、擦り傷、皮膚病、胃腸病などに効能があるとか。

大浴場の洗面台です。

こちらは女性用しかない、中浴場の洗面台。洗面台からも、川や木々の緑が見えて、開放感があります。

脱衣場も窓があって、明るいですね。

こちらは洗い場。

そして温泉。窓から見える庄川も、視点が変わるとまた違った味わいでした。

野趣あふれる露天風呂と「野風呂」

もう1つの楽しみが、露天風呂。

野生生物が出没するかもしれないし(熊は勘弁)、明るいうちに入りましょう。

実は露天風呂へ行くには、階段をかなり上る必要があるのです。

露天風呂は、あの奥にあります。

ここが脱衣場。

露天風呂。光の具合によっては、温泉全体が緑に染まり、大自然を実感できます。

ミンミンゼミの声を聴きながら、入浴するのは初めての体験。

さらに奥に進むと

もう1つの小さな湯舟。これが女性露天風呂にしかない「野風呂」です。

大人2人が限界のような、岩の窪みを利用した、小さな温泉は野趣たっぷり。誰もいなくてよかった!

野風呂では、この辺りの主(ヌシ)のようなアブ?に付きまとわれて、少々閉口していましたが、私の方がよそ者だから、勝手に縄張りに侵入したと思われても仕方がない。熊が出なくてよかったと思いつつ、美しい庄川の眺めを見ながら館内へと戻りました。

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