小泉八雲が最後に住んだ西大久保の家は記念公園に
2025年9月21日(日)、私たちの東京旅行も今日が最終日。この日は長女に誘われて、新宿歌舞伎町のTOHO シネマズで朝一番の映画を見た後、昼食は新大久保に行くことになりました。長女は韓国料理が好きなので、何度か新大久保に行ったことがあるのですが、私たちは新大久保に行くのは初めて。徒歩圏内だというので、喜んで賛成しました。
その時ふと、「西大久保に、小泉八雲の家があった」ことを思い出したのです。
転職と転居を繰り返した八雲が、最後に住んだ家があった西大久保と、新大久保の距離感がよくわからないのですが、グーグルマップで調べてみると、目的地までは映画館から徒歩10分とのお告げ。
早速行ってみることにしました。昨日彼の墓参りをしたばかりですが、
まさか今日、西大久保に行くなんて思ってもいませんでした。これも何かのご縁でしょうか。
彼の家は現在、新宿区小泉八雲記念公園になっています。
彼の生まれ故郷である、ギリシアのレフカダ島(ここから「ラフカディオ」と命名)を描いたタイル舗装や
生誕の地レフカダ島と新宿区との友好都市提携30年を記念して、駐日ギリシア大使から贈られたモニュメントや
ギリシア風の広場や建物などもあって、「新大久保=コリアンタウン」というイメージとは全く違う一画。
もちろん八雲の生涯を紹介する碑や、胸像もあります。
今は外国人観光客も多いこのあたりですが、昔は八雲の気に入りそうな、静かな場所だったのでしょう。
新大久保のDAOL
そろそろ昼食場所を探す時間になってきました。
新大久保では、小泉八雲記念公園に行く前に、「韓国広場」というスーパーに寄って、韓国らしい食品を購入したのですが、なかなか昼食場所が見つからない。新大久保のコリアンレストランに、どう見てもアジア系でない人々が並んでいるという、なかなかグローバルな光景があちこちで見られました。
結局、新大久保の裏路地で偶然見つけた、雰囲気のよさげなレストラン「DAOL」へ。
メニューに美味しそうな料理の写真があったのです。
それが、メニュー左上の「ダオル包みチキン」(3人前3,366円)。オーブンで焼いたチキンとフレッシュ野菜を、大根の甘酢漬けで包んで食べます(2人前から注文可)。
熱々のソルロンタン(1,298円)。
私は生ビール(638円)、夫はコーラ(385円)、長女は梨ジュース(385円)で乾杯!
一番最初に提供された、お線香のようなパン(イタリアの「グリッシーニ」というパンかな?)もおいしくて、いいランチタイムになりました。





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