HISバスツアー【梅田発】秋色の京都へ♪「嵐山・もみじ屋形船」「源光庵・悟りの窓」 夜の彩り!「高台寺ライトアップ&マッピング」で西利のお漬物と白ワインを堪能した私達一行は、昼食会場へと向かいました(食べてばかり!)。
しょうざんリゾート京都とは
昼食会場は、洛北(京都市北部)の鷹ヶ峰(たかがみね)にある「しょうざんリゾート京都」。
パンフレットの地図を見ると、とても広大な敷地の中に、レストランやホテル、有料庭園、結婚式場などが点在しています。
この辺りはあまり訪れたことがなくて、この施設も今回が初めて。
一体誰が、こんな広い施設を作ったんだろう?
そもそも「しょうざん」って地名なの?
そう思って調べてみると、西陣に生まれ、戦後いち早くウールの反物(お召し)を開発して世に広めて財を成した故・松山政雄氏が、私財をなげうって造り上げた施設でした。
「松山」を音読みすると「しょうざん」となりますね。
くわしくは、下のサイトをご覧ください。
「しょうざん誕生の歴史と背景」(公式サイトより)
現在でも「しょうざん」というブランドがあるそうです。
素晴らしかった庭園の紅葉
私達が到着したのは11:10頃で、食事開始の11:30には、まだもう少し時間があり、それまで自由に散策するようにと言われました。
実は駐車場近辺も紅葉が美しく、バスや自動車に気を付ければ、無料で紅葉を楽しむことができます。
紙屋川の渓流も、小さな滝となって流れています。とても無料ゾーンとは思えない。
でも、やはり有料の庭園に行ってみることにしました。
受付で料金を払います。一般入場料は大人500円ですが、ここで食事をとる私達は、300円でした。
園内には、美しい石や北山杉、そして素晴らしい紅葉の風景が待っていました。
特に美しいところは立ち入り禁止になっていて、美しく手入れされた空間がみごとに保たれていました。
この「しょうざん庭園」は、鷹ヶ峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)の麓を流れる紙屋川の谷35,000坪(東京ドームが2個少し入る面積!)を占める豊かな自然の中に営まれています。
私達が散策したのは北庭で、北山台杉と紀州石とをぜいたくに使い、楓と苔、梅林とを巧みに配しています。
北山杉の中には、樹齢450年という古木もあるのだとか。
所々に茶室もあり、これは幕末に活躍した裏千家第11代家元・千玄々斎が設計した聴松庵。大徳寺から移築を繰り返し、現在はここに落ち着いています。
酒樽に茅葺をのせた酒樽茶室もありました。
長野県上田市の真田神社に行った時も、境内に酒樽茶室があったのを思い出しました。
苔も素敵で、いろいろな種類がありました。
ふと、先月8日に、福井県にある「越前の苔寺」白山平泉寺に行ったことを思い出しました。
池があるためか、弁天様を祀る小さな社もありました。
実は私達、11月19日に出発するクラブツーリズムのバスツアーを申し込んでいたのですが、最少催行人員に達しないため中止となってしまいました。
『リゾートホテルで旬菜ランチバイキング 真っ赤に染まる渓谷を空中散歩 寒霞渓紅葉ロープウェイ』 【新大阪 出発】という、小豆島で紅葉狩りをするツアー。
ちょっと残念だったのですが、その埋め合わせは十分この庭園でできたかなと思えました。
ちなみに、12月3日まで、秋の紅葉ライトアップもあるそうです(大人700円、最終受付19:30)。
日本料理「紙屋川」でのランチタイム
さて11:30に点呼があり、レストランに入りました。
京の昼食は、松花堂御膳です。
見た目も美しく、美味しく頂きました。
ちなみに、昨年GWに、夫と娘が京都に1拍したのですが(その時私は、両親と浜松や静岡で、井伊直虎史跡巡りをしていました)、その時の宿がここにある「京都鷹峯&VILLA東急ハーヴェストクラブ」だったと知ってびっくり。
今度は私もぜひ泊まってみたいです。
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