マンダレーヒルを歩いて登る1 予想外の象パレードとマンダレー建設伝説 

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2019年12月29日(日)は、ミャンマー滞在3日目です。

バガンから空路マンダレーへ移動し、まずは旧王宮へ出かけました。

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突然出会った象の行進

旧王宮の見学を終えた私たちの次の目的地は、マンダレーヒル。

旧王宮の東北にある、標高236mの丘全体が寺院となったマンダレー最大の聖地です。

旧王宮の東入口に向かう、橋の上からも見えました。

あの丘の頂上まで歩いて登ります。ちょっと旧王宮の1辺が長すぎます(泣)。ちなみに外国人は、グレーのルートしか通れません。

城壁をひたすら北へ向かって歩いていると、どこからともなく、賑やかな音楽が聞こえてきました。

何だろう? カフェかレストランでもあるのかな? と思いながら歩いていき、やがて旧王宮の城壁を通り過ぎました。

すると何やら交通規制。そして音楽が一段と鳴り響き、

何と象の姿が! 象を見るのは、スリランカ旅行以来。かなりの見物客でした。

何かのお祭りのようですね。どこの寺院の、何というお祭りなんだろう? 遭遇したのはラッキーでした。

華やかに着飾った人々もいます。タナカは塗っていませんね。パレード参加者のようでした。

この寺院の祭礼かな? トラックの荷台に乗った人が歌を歌い(かなり現代っぽい歌に聞こえる)、それを大音量で流すなど、日本の寺院の祭礼とはずいぶん様子が違います。

建物の入口で様子を見ていると、どうぞどうぞ、という感じで、寺院の中に案内されました。

どうやらここが、マンダレーヒルの徒歩専用入口のようでした。

『地球の歩き方』を読むと、「白い獅子が2頭いる」寺院が参道の入口らしいのですが、祭りの雑踏に紛れてしまったのか、白い獅子は見えませんでした。

丘の上まで続く回廊を歩く

履物を脱いで袋に入れた私たちは、回廊を登り始めました。

屋根があるので、強い日光や雨風はしのげます。所々に、休憩できるようなベンチもありました。

それでも急な階段がある場所もあり、丘を登っているという感じがします。私たちも、たびたび休憩。

所々に寺院もあります。建物がキラキラしていて、日本の寺院と大違い。遊園地の建物みたい。

寺院の名前がよくわからないのですが、チェードーヤ・パヤーかもしれません。

黒い仏さまは珍しい。グーグルマップだと、この辺りなのかな?

だんだん登っていくと、眺めも良くなってきます。

奈良県の長谷寺の廻廊を、ふと思い出しました。それにしても、よく登ってきたものです。

でも丘の上までは、まだまだあります。

急に生活感のあるエリアに来ました。旧王宮にも、敷地内に一般の人々が暮らしていてびっくりしたのですが、このマンダレーヒルにも、土産物屋などで生計を立てている人々の村がありました。

予言を与え給う仏陀像はかっこいい

回廊を登っている途中、車道も横切りました(もちろん裸足で)。室内に近い、小石などのないコンクリートや木の床はまだ歩きやすいのですが、普通の道は、小石もあって、裸足で歩くのはかなり苦痛です。

その後も回廊の階段を上がり続け、ビャーデイペー・パヤーという寺院に着きました。

マンダレーヒルの寺院の中でも、中心的な寺院だそうです。

ここの仏像はとてもかっこいい。マンダレーヒルでもっとも名高いという「予言を与え給う仏陀像」です。

弟子のアーナンダを従え、腕を伸ばして遙か彼方を指さしています。高さは約8m。

まるで銅像でよく見る王者や武将のようなポーズですが、お顔立ちは仏様だし、2体とも全然「英雄」っぽさがないのでちょっとギャップがあるようにも思えます。

伝説によると、仏様にお布施をするものを持っていなかったサンダームキ(鬼)が、自分の乳房を切り落としてお布施すると、仏はマンダレーの方向を指差して「来世でお前は王となり、ここに王宮を造るだろう」と予言したのです。

そしてその通りに鬼は生まれ変わってミンドン王となり、王宮を造り街を造ったと言われています。

マンダレーを建設したミンドン王

ミンドン王は最後から2番目のミャンマー国王ですが、とても国民から人気がある王様のようでした。

そもそもマンダレーは、仏陀の予言に従って、標高 236 mのマンダレー丘のふもとに建設されたという、いわば人工都市。

マンダレー誕生の物語もなかなかドラマチックで、仏陀の予言を実現させるためにそれまでの首都を解体し、象に乗せてこの場所まで運ばせたというミンドン王の権力も圧巻です。

予言の力によって都が変わる。

それが古代の話ではなく、日本が幕末だった1857年だったというのもすごいなと思いました。

仏陀の予言は、この時代にもとても大きな力を持っていたのですね。

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