諏訪大社の四社巡りに挑戦!その1 上社前宮

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茅野駅から諏訪大社・上社前宮へ

2020年7月25日(土)、長野県茅野市にある尖石縄文考古館を訪れ、国宝の2体の土偶や縄文土器に感動した私達。

尖石縄文考古館へ、国宝の土偶2体に会いに行く

2020年8月12日

茅野市にはもう一つ、避けて通れない名所がありました。

それが「諏訪大社・上社前宮(かみしゃまえみや)」です。

私達は関西人なので、諏訪大社が近所になくて、あまり詳しくこの神社のことを知りません。

今回調べてみると、日本最古の神社の1つで信濃国の一宮として由緒格式のある神社。

そして「諏訪大社」は4つの神社からなり、4つすべてを参拝する「四社めぐり」がおすすめなのだとか。4社すべての御朱印を、1日でいただくことに決めました。

四社めぐりには、特に決まったルートや順番などはないそうです。

あまり時間もないので、尖石縄文考古館からバスでJR茅野駅に戻り、まずは同じ茅野市に位置する上社前宮へタクシーで向かいました。

実は徒歩でも35分程ですが、4つの神社はどれも距離が離れており、夫の計画では後半かなり歩くらしいので(怖)、ここは体力温存のようでした。

古代の神秘性を残す上社前宮

諏訪大社の上社は諏訪湖の南岸に、下社は諏訪湖の北岸に位置しています。

「諏訪大社」というくらいだから、てっきり諏訪湖のすぐ近くにあると思っていたのですが、ぜんぜん違う!

山の麓の森の中です。ここに諏訪大社の神(諏訪大明神)が初めて出現され、最初に居を構えたのだとか。

重要な神事が行われる十間廊。上社の神事には獣の肉が多用され、猪や鹿の首がずらりと並んだりしたそうです(現在は剥製使用)。

4社の中で、唯一前宮だけにある本殿。

この奥に、前宮の祭神・建御名方命(たけみなかたのみこと)とその妃神の墳墓があり、禁足地として立入は固く禁止されています。とても神秘的な雰囲気。

諏訪大社といえば、御柱(おんばしら)。本殿の周囲に4本あり、「一之御柱」が一番太くて高いそうです。

なんのための柱かな?

聖なる結界の印、または神が降臨する依代(よりしろ)? 獣肉の供え物といい、なんとなく縄文時代の雰囲気が漂います。尖石縄文考古館を見学した影響でしょうか。

境内を流れる清流・水眼(すいが)。

ご神水です。一口飲ませていただきました。

これが前宮の御朱印です(500円)。

鎌倉みちはどこに

前宮と本宮をつなぐ「鎌倉みち」という歩行者向きのコースがあると、付近の看板に書かれてあったのですが、どこがその道かいくら探してもわからず、結局県道を歩く羽目になりました。

古い道がベースになっているので風情があると思ったのですが、『ウィキペディア』によると、道幅が狭く高低差もかなりあり、未舗装の砂利道歩行には注意が必要らしいです。

何よりがっかりだったのは、県道なら徒歩20分程で本宮に到着できるのに、倍の40分もかかるということ。

私達は県道を歩いて正解でしたが、鎌倉みちに挑戦したい人も皆無ではないと思うので、道標をもう少し要所要所に設置してほしいなと思いました。

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