京都でちょっとおしゃれなカフェ巡り どこか懐かしい珈琲工房てらまちとその周辺 

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昔の町並みを残す大宮通り

2019年2月24日(日)、明智光秀の最期の地をたどり、明智藪や首塚などを訪れました。

『麒麟がくる』ゆかりの地・明智光秀の胴塚と首塚 首塚は代々和菓子屋が守っていた!

2021年2月8日

『麒麟がくる』ゆかりの地・明智光秀が最期を迎えたとされる小栗栖の明智藪と本経寺

2021年2月7日

この後は少し気分を変えて、NHK『Core Kyoto 京のカフェ文化~一杯の珈琲 都人のもてなし』で紹介された、京都のおしゃれなカフェに行ってみることにしました。

吉田山の「茂庵」というカフェを訪れた後、

京都でちょっとおしゃれなカフェ巡り 吉田山の絶景カフェ・茂庵

2021年2月19日

次に向かったのは、珈琲工房てらまちという店。

最寄り駅の京都地下鉄東西線二条城前駅から、徒歩で南へと歩きます。

歩いたのは、大宮通り。かつては、平安京の「東大宮大路」だった道ですが、二条城によって途中がとぎれています。

昔ながらの町並みが残っていました。大宮通りの二条城北側は西陣織で繁栄した地域で、ここでも関係する古い店を見ることができました。

二条陣屋という史跡もあります。商家ですが大名の宿泊所にもなったため、防火や防犯に備えた(忍者屋敷のような仕掛けもあるらしい)建築で知られています。

残念ながら、見学は予約制。今回はご縁がありませんでした。

町家建築のカフェ・珈琲工房てらまち

大宮通りを南に歩いていくと、三条通で商店街にぶつかります。

この商店街は「京都三条会商店街」。千本通と堀川通を結ぶ、大きな商店街です。

めざす珈琲工房てらまちは、三条大宮より少し西にありました。

明治から続く町家を使っているカフェで、なんと今年で築100周年!

カフェとしての営業も20年近いそうです。

1階にはカウンター席もありました。

常連さんかな? 皆さん思い思いにくつろいでおられます。

カウンター席でマスターとお話するのもいいですね。

今回は階段近くのテーブル席へ。

京都町家の特徴の1つ天窓。煙出のためだけでなく、いざ火事となった場合、火勢が上に抜け、周囲の家屋への延焼をしにくくする効果があるのだとか。

人口密集地である京都の町家にとって、防火は最大の関心事ですね!

京焼の器でいただく美味しいコーヒー

この店のもう一つの特徴は、器にもこだわっていること。

すべて京焼の器だそうです。

ハウスブレンドの珈琲を、京焼のコーヒーカップでいただきます。

カップの口当たりは、確かにいいと思いました。

購入すれば、かなりの金額ではないでしょうか。

贅沢なひとときです。

ケーキも美味しくいただきました。

四条大宮駅への途中で見た本能寺跡の石碑

店を出た後、三条通から更に南へ進み、阪急の四条大宮駅まで歩きました。

立派な寺院があったので、少し寄り道。平安時代に「市の聖」と呼ばれた空也を本尊とする「空也堂」です。

そしてその近くにあったのが、この石碑。

信長が討たれた、本能寺跡です! 今、観光客で賑わっている「本能寺」は烏丸御池(京都市役所の近く)にありますが、

「本能寺の変」後、秀吉の命令で移転させられたのです。信長が亡くなったのは、実はこの場所。

現在の「本能寺跡」は、特別養護老人ホームなどの入る福祉施設になっていました。

でも同じ建物にある消防分団の器具庫には、「本能」の文字が。歴史の記憶は受け継がれています。

今日は期せずして、明智光秀と織田信長、それぞれの最期の地を巡る旅となりました。

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