エメラルド壱岐で勝本港から辰の島へ
2022年7月16日(土)~17日(日)に、初めて長崎県の壱岐を訪れました。
最初の目的地は、エメラルドブルーの海が素晴らしいと娘から教えてもらった無人島の辰の島。渡船は漁協が運営しているので安心感がありました。
勝本港13:30発の「エメラルド壱岐」に乗り込みました。浮き桟橋から乗船です。
辰の島上陸と島めぐり遊覧がセットになった、2,500円の切符を購入。海水浴のため島に渡るだけなら1,000円。島めぐりだけで上陸しないなら2,000円です。
曇りだった天候も徐々に晴れてきて、海の色も期待できそうです!
私たちは2階船室から、景色を堪能。右手に見えるのは、隣接する若宮島です。
やがて辰の島が近づいてきました。勝本港からは、約8分ほど。あっという間です。
海の色が全然違う!
どうしてこういう色になるんだろう???
と悩んでいる間に、船は海水浴客を手早く下ろして、島巡り遊覧に出発です。
海から見る辰の島の絶景その1 海の宮殿
最初に見えてきたのが、オオカミ岩(中央)。
確かに、オオカミの横顔(左向き)に似ていますね。
次に、海の宮殿へ向かいます。
断崖に表れているのは、地層でしょうか。
まるで古代遺跡のような、列柱に見える岩があるのが「海の宮殿」。
かなり近くまで近づいてくれました。中にも入ってみたかったな。
この辺りには他にも洞窟があり、エメラルドグリーンの海の色が本当に美しい。
まるで外国の「南国の楽園」のような海の色。玄界灘にこんな美しい場所があったとは知らなかった! 本当に行く価値ありです。
海から見る辰の島の絶景その2 マンモス岩
船は辰の島の北岸を進みます。
次に目指したのは、マンモス岩。
アブラメ瀬戸という、狭い海峡を通ります。奇岩がいっぱい!
これがマンモス岩。
確かにマンモスに似てる! 命名した人のセンスが素晴らしいです。
海から見る辰の島の絶景その3 羽奈毛崎付近
次に目指したのが、島の北西部にある羽奈毛崎(はなげざき)。
そこに行くまでに、このような光景が見えました。
辰の島は無人島のはずなのに、立派な建物が山の上にあります。
船長によると、この建物は辰の島の隣にある若宮島の海上自衛隊警備所。九州本土と壱岐・対馬を結ぶ通信拠点となっているのだとか。
一般人の立ち入りは制限され、定期航路はないそうです。この辺りは国境なんだなと改めて感じました。
さらに進むと、すごい断崖が見えてきました。
羽奈毛崎に近づいてきました。なんとなく、エジプトのアブシンベル神殿に似た雰囲気が漂っています。
海の色はエメラルドグリーンから、紺碧に変わりました。
大屏風岩です。
羽奈毛崎です。この辺りの断崖の裂け目に「羽奈毛観音」が見えるそうなのですが、私たちには見えませんでした(正直者には見えるという話も)。
私たちに見えたのは、釣り人の皆さん。
こんなすごい場所にどうやって来たのかな? 釣れてるのかな?
海から見る辰の島の絶景その4 蛇ヶ谷
羽奈毛崎のすぐ近くにあったのが、蛇ヶ谷です。
海蝕作用によってできた断崖で、高さは50mもあるのだとか。
とにかく断崖がすごい!
細い隙間があるのがわかります。
大きな蛇が、この隙間(谷)を通っていたのでしょうか。
羽奈毛崎と蛇ヶ谷は、島に上陸した後で陸上から見ることもできると説明がありました。上陸コースも選んでいてよかった!
海から見る辰の島の絶景その5 目出柱
船は辰の島を一周し、南岸に戻ってきました。
最後にご紹介する絶景は、島の南西にある「目出柱」。
とても目立つ、海からそそり立つ岩です。少し見えにくいですが、岩の上には鷹が巣を作っていると船長が教えてくれました。
約40分の島めぐり遊覧は、本当に充実した素晴らしいものでした。次はいよいよ辰の島上陸です。陸上からは、どんな絶景に出会えるのでしょうか。本当に楽しみです。
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