2023年全国旅行支援割で冬の山形へ15 銀山温泉 町並み見学&憧れの酒茶房クリエで優雅なひととき

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2023年2月11日(土)、全国有数の積雪量で知られる山形県肘折温泉手彫り洞窟温泉松屋をチェックアウトした私たちは、新庄駅から大石田駅まで鉄道で移動し、そこからバスで尾花沢市の銀山温泉へ向かいました。

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ノスタルジックな能登屋

銀山温泉を流れる銀山川の両岸には、大正~昭和初期に建てられた(当時としては)非常にモダンな木造建築旅館が並んでいます。

1913年の大洪水で壊滅的な被害を受けた温泉街が、一気に木造高層建築群として再生したためでした。

その中でも特に目を引いたのが、この能登屋旅館

国の重要文化財にも指定されており、木造3階建て。そして中央にそびえる4階の談話室。

堂々とした文字で書かれた「木戸佐左エ門」とは、銀山開拓の祖(の1人)でもある能登屋の創業者。鳳凰や桐の装飾も見事です。

この立看板は、左官職人による鏝(こて)絵です。木造バルコニーも、当時としてはモダンですね。ガス灯がともる夕方の景色も、いつか見てみたいものだと思いました。

『おしん』の力恐るべし

「山奥の秘湯」というイメージだった銀山温泉を、一躍有名観光地にしたのが、NHK連続テレビ小説『おしん』。

ドラマの中で、泉ピン子さん演じるおしんの母が、酌婦として働きに出たのが銀山温泉。能登屋もロケで使用されたとのことでした。

そして、さらに上流に歩いて行くと、

伊豆こけし工房という店があります。伝統的なこけしの他、「おしんこけし」というのもあってびっくり!

今からちょうど40年前(1983年)に放映された『おしん』ですが、今でも十分、観光資源として役立っているようです。海外の人たちも知っているのかな?

酒茶房クリエ2階から見た旅館の鏝絵

この近くにあった「酒茶房クリエ」というカフェが、

とてもおしゃれで山形の地域限定クーポンも使えるので行ってみました。

店先の黒板も素敵。運よく並ばずに入店でき、狙っていた2階の窓側は先客がいたので(この写真は空いたときに撮影)

2階の個室に案内されました(混雑する時間帯なので利用は1時間以内で)。

窓からは、旅館永澤平八の鏝絵が見えます。左官職人が鏝で漆喰を使って描いた富士山、三保の松原と帆掛け船。右から読む「内湯あ里(あり)」という文字も。

後で知ったのですが、各旅館の屋号の書かれた看板も、鏝絵なのだとか。

よく見ると、銀山温泉にはたくさんの鏝絵があるようです。雪で足元が危なくなければ、上を見ながら歩くと良さそう。

焼きココアとマリア・テレジア

この店のメニューも素敵でした。

注文したのは焼きココア(750円)、チーズケーキ(600円)とブレンドコーヒー(550円 ケーキ類だけの注文はできず、飲み物の注文が必要)

そして、カフェ・マリア・テレジア(850円)。英語表記のメニューもありました。インバウンド観光客も多そうです。

最初に出てきたのは、焼きココア。

焼いたマシュマロが、ココアの上に載っていました。寒い日にはピッタリな飲み物ですね!

続いてチーズケーキと、カフェ・マリア・テレジア。

偉大なオーストリア女帝は、キュラソー(オレンジリキュール)をカップに入れてコーヒーを注ぎ、ホイップクリームを浮かべて小粒のキャンディーをトッピングした飲み物が好きだったようです。コーヒーとお酒も意外と合うものです。

個室の中は、太陽の光で表情も変わり、

調度やBGMも洗練されていて、とてもいいカフェタイムを過ごすことができました。

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