2023年5月5日(金)、「仏ヶ浦海上観光」の高速観光船で仏ヶ浦に上陸し、絶景を堪能することができた私たちは
全くの偶然から、仏ヶ浦遊覧船乗り場近くの津軽海峡文化館アルサスの1階にある佐井村観光協会で無料レンタサイクルがあると知り、マグロ丼を食べたい一心で、大間町まで自転車で向かうことにしました。
本州最北端の大間崎 日本の地理が学べる大きな地図
念願の民宿海峡荘でマグロ丼などを食べた私たちは
食後に大間崎を観光。
民宿海峡荘のすぐ前が、大間崎でした。
さすが観光名所だけあって、見どころがいっぱい!
本州最北端の大間崎だけでなく
各地の岬も紹介されていました。
関西人にはなじみ深い潮岬も! ところで今まで知らなかったのですが、本州最東端の岬は、岩手県三陸海岸の魹ヶ埼(とどがさき)だったのでした。勉強になりました。
モニュメントの中では大人気! 「まぐろ一本釣りの町 おおま」像
大間崎には本州最北端の地らしく、色々なモニュメントや石碑がありました。
その中でも一番人気なのがこれ。「まぐろ一本釣りの町 おおま」のモニュメント。
このマグロは、大間の漁師に一本釣りされた440kgのマグロをモデルにしているのだとか。かなり大きそうです。こんな大きな重い魚を、自動巻き上げ機や電気ショッカーも使うのだろうけど、腕一本で釣り上げるのは、とても大変なことだなと思いました。
モニュメント前は、記念撮影をする観光客でいっぱい! 私たちも並んで、他の観光客と互いにシャッター係になりました。
ちなみにモニュメントとしては他に、「こゝ本州最北端の地 碑」や
太平洋戦争末期に米軍によって大間崎沖で撃沈された豊国(とよくに)丸の戦死者慰霊碑、
天童よしみの『みちのく慕情』の歌謡碑や、石川啄木の歌碑(左)までありました。実は啄木の歌碑は、写真を見て後で気が付きました。啄木は大間町に来たことがあったかどうかは、諸説あってよくわからないようです。
北海道が見えた! 弁天島と啄木歌碑
あいにくの曇天でしたが、それでも大間崎から目を凝らすと
遠くに見えるのは、北海道の山々でしょうか。対岸に位置する北海道の汐首岬(しおくびみさき)との間は、わずか18km。中央に見えるのは、函館山かな?
晴れた日には、
多分こんな風に見えるのでしょうね。
灯台があるこの島は、大間崎沖合に浮かぶ弁天島。啄木の有名な「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」(先ほど紹介した大間崎の啄木歌碑にもあり)は、この弁天島のことを詠んでいるという説があり、それにちなんで、弁天島の見える大間崎に、啄木歌碑が建設されたとのことでした。これも知らなかったな。
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