2023年7月6日(木)、久々にHISのバスツアーに参加しました。ツアーの名称は
日帰りなのに2食付/若狭牛!ソースかつ丼!越前そば!小牧かまぼこ&ちくわ!福井自慢の食材うまいもんめぐりの旅
というもので、料金は1人6.960円。それに加えて1人2,000円のクーポンがもらえます。この日は平日にも関わらず46名の参加がありました。やはり全国旅行支援がまだ使えるというのが、人気の秘密なのでしょうか。
敦賀港の赤レンガ倉庫と金ケ崎緑地
塩荘すずかけ亭で昼食を頂き、小牧かまぼこで買い物を楽しんだ後は、
金ケ崎緑地や敦賀赤レンガ倉庫周辺を、40分間散策です。
ここもバスで行けば、5分足らずの距離でした。金ケ崎って、大河ドラマ『どうする家康』でも登場した場所ですね(お市の方の侍女・阿月ちゃんが全力疾走した場所)。ドラマでは海の近くで、カニ(越前ガニ)も食べられていたのが意外だったのですが、その通りの場所でした。知らなかったな。
港町・敦賀のレトロなムードを楽しみながら、ぶらり散策という旅行会社のプランですが、私たちは別の目的地に向かって、皆とは違う方向に歩き始めました。
敦賀の観光名所・氣比神宮へ!
敦賀の観光名所と言えば、某旅行サイトの調査では、1位が午前中に訪れた日本海さかな街で
2位は敦賀赤レンガ倉庫なのですが、3位の氣比神宮(けひじんぐう)は越前の国一宮。以前バスツアーで訪れたこともあります。
でもこの時はまだ御朱印を集めておらず、今回敦賀に行くことを知って、もし御朱印がもらえそうなら入手したいなと思っていました。
敦賀赤レンガ倉庫から、氣比神宮までの距離を調べてみると、徒歩で約12分ほどのようです。これなら十分歩いて行けそう。
氣比神宮と角鹿神社
道に迷うこともなく、無事に氣比神宮に到着。
以前バスツアーで訪れた時は、神幸祭(しんこうさい)という祭りの日だったので賑わっていたのですが、
今日は普通の日(しかも木曜日)ということで
参拝客もまばらでした。
夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)の時期だったので、立派な茅の輪があり、作法に従ってくぐりました。
念願の御朱印(300円)を頂いた後
境内をよく見ると、本殿以外にも立派な神社が! 近寄ってみると「角鹿(つぬが)神社」という神社で、氣比神宮の摂社です。
祭神は、加羅(古代の朝鮮半島にあった小国)の王子・都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)。垂仁天皇の時代に日本に渡来し、天皇からこの地の支配を任されたのだとか。
この地を敦賀というのは、都怒我(つぬが)=角鹿(つぬが)から来たそうです。それにしてもこの辺り一帯は、朝鮮半島や中国大陸からの人々がよく渡来したようですね。あの紫式部の父・藤原為時も、漂着した中国人商人(当時の国名は「宋」)との交渉にあたるため、越前守に任命されたと言われています。
角鹿神社に隣接して、小児の守り神である児宮(このみや)などもありました。
ところで氣比神宮には、重要文化財の大鳥居があり、日本三大鳥居に数えられているのだとか。以前訪れた時は工事中で、今回はその存在をきれいに忘れていました。見ておけばよかった!(私たちが利用したのは別の道) 写真は御朱印と一緒に頂いたパンフレットから引用しました。
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