島根県立美術館でコレクション展を鑑賞  天気が良ければ夕日も鑑賞できる!

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松江駅前バスターミナルで決めた美術館行き

2024年2月11日(日)、奥出雲町から松江市に移動し、八重垣神社に参拝後に念願のしじみ丼を頂いた後は、

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島根県立美術館へ行くことにしました。

その理由は、松江駅前バスターミナルで、偶然このバスを見かけたから。

思わず二度見してしまいました。これって葛飾北斎では? おまけにバスの後部には「島根には北斎がある!」、その下には「島根県立美術館」と書かれています。

バスターミナルを出発するバスをよく見ると

全面北斎ラッピングのよう。これはぜひ、島根県立博物館に行かねばと思いました。

300円で北斎の版画が見られる!

松江城近くの京橋にある「季節(とき)の風 蔵」でしじみ丼を頂いた後、宍道湖(しんじこ)の近くにある島根県立美術館まで、徒歩移動することにしました。

「季節の風 蔵」から島根県立美術館までは、グーグルマップのお告げでは20分足らず。余裕で歩ける距離なので、当然私たちも歩くことにしました。

多分天気が良ければ、全然問題のない距離だったのですが、あいにくこの時はものすごい風雨。特に宍道湖にそそぐ大橋川の橋の上を渡るときが辛くて、傘が全く役に立ちません。ずぶ濡れになりながら、やっとの思いで島根県立美術館に到着。

美術館では色々な企画展もあるのですが、私たちは北斎が見たかったし、バスの時間もあるので、「コレクション展」300円で入場しました。300円で北斎が見られるなんて、ちょっと感激。

撮影はできませんでしたが、北斎の版画や肉筆画の数々はなかなか見ごたえがありました。元々この美術館は、前身の県立博物館時代から日本版画を収集してきたのですが、2017年に島根県津和野町の北斎研究者から寄贈された作品を加え、コレクションも充実してきたのだとか。

鑑賞に疲れたら、屋上展望テラスから宍道湖を眺めることもできます。

建物の西側は、全面ガラス張りになっています。天気が良ければここで夕日を見ることもできたのに、天気ばかりは思うようにはなりません。

余談:念願の「十六島の海苔」購入

北斎やほかのコレクションを鑑賞後、徒歩で松江駅へ向かい、大阪行きの高速バス発車まで時間があったので、駅構内のショッピングセンターで最後のお土産探し。

そこで偶然見つけたのが、十六島の海苔入り佃煮。十六島と書いて「うっぷるい」と読みます。NHK『新日本風土記』の「出雲」特集でずっと気になっていた地名でした。

どうして「十六島」と書くのに「うっぷるい」と発音するのかな? 本当に日本語かな? アイヌ語もしくは朝鮮語にルーツがあるのかな?と思ったりしたのですが、よくわからないようです。海藻を採って打ち振るって日に乾す「打ち振り」がなまったという説もありました。語源はともあれ、十六島の岩海苔は、奈良時代の『出雲国風土記』にも記されている特産品。

令和の世でも、しっかり土産物人気ランキングに登場しています。100%十六島の岩海苔ではないでしょうが、奈良時代から続く伝統の味に会いたくて購入(648円)。

いつかこの海苔の故郷である島根半島の西端・十六島にも行ってみたい(車がないけど)と思いながら、松江に別れを告げました。

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