冬の函館 五稜郭タワー展望台から星型城砦を眺め、メモリアルホールで歴史を学ぼう

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五稜郭はやはり上から見たい!

昨年末、12月24日(日)~26日(火)の二泊三日で、函館に旅した私達。

その2日目は、朝から暴風雪警報が出ていましたが、朝はまだ雪が降っていません。

この隙を見て、私達は五稜郭観光を決行したのでした。

五稜郭は、幕末の箱館(幕末はこの表記)を守るため、幕府がヨーロッパの城塞都市をモデルとして建設させた、それまでとは全く違う城郭です。

展望台1階には、ヨーロッパなど世界の星型城郭が紹介されていました。

長野県佐久市にも、同じような形の城郭(龍岡城)があったとは。

稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの角があるため「五稜郭」と呼ばれていますが、五稜郭タワーの展望台から見ると、その特徴的な姿がよくわかります。

雪景色の五稜郭を見たのは、これが初めて。現在は「五稜郭公園」として整備されています。

このような星型をしているのが、よくわかりますね。

でも展望台の窓枠が邪魔になって、全景をカメラに上手く収めることはできませんでした(残念)。

五稜郭の中心にある建物が、箱館奉行所です。昔はこんな建物、あったかな?

展望台2階には、ちゃんと模型もありました。

五稜郭だけでなく、函館全体の景色もよく見えました。

函館のすぐ近くに、本格的な(人工雪ではない)スキー場があるのでびっくり。さすが北海道!

こちらは湯の川温泉や函館空港方面。明日飛行機飛ぶかな?

展望台1階には、最近流行の「シースルーフロア」があり、強化ガラスの床から下が見えるスリルを、多くの観光客が体験していました。

五稜郭歴史回廊

私は先代の五稜郭タワーに1度訪れたことがあるだけで、新しくなった今の五稜郭タワーは、今日が初めて。

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2018.01.09

「五稜郭歴史回廊」という五稜郭の歴史を学べる展示スペースの充実ぶりにもびっくり!

写真や模型で、わかりやすく展示されています。漫画もあって、説明も多言語対応。外国人観光客にも対応しています。下の漫画と模型は「開港場での交流」です。

密航姿の新島襄さん(一番下の写真)もいました! 彼は横浜や長崎より警備の目が厳しくなさそうな箱館からアメリカへ密航しましたが、それでも命がけでした。

五稜郭を設計した武田斐三郎(あやさぶろう)が教授をしていた諸術調所に入るという名目で、新島襄は箱館を訪れました。

しかし武田は江戸へ帰っていたため、塾頭の菅沼精一郎の紹介で、ロシア領事館付きの司祭ニコライの日本語教師となり、ハリストス正教会に居住していたのだとか。ニコライはとても彼を気に入り、弟子になるよう勧めたそうです。

もし新島さんが密航をあきらめていたら、あのハリストス正教会の日本人司祭となっていたかもしれませんね。

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2018.01.08

五稜郭といえば土方さん!

さて、五稜郭歴史回廊には、五稜郭を彩った歴史の一コマがいくつか紹介されているのですが、やはり脚光を浴びていたのが、不動の人気を誇る新選組副長・土方歳三さんでした。

箱館戦争では、もしかしたら榎本武揚さんより目立っているかもしれません。この指揮官もイケメンだから土方さんかな?

そして運命の1869(明治2)年5月11日。占領された箱館の奪還に向かった土方さんが、銃弾に倒れた日です。

模型がかっこよすぎます。これなら幕末&新選組ファンも納得するでしょう。

展望台2階には、「土方歳三之像」(ブロンズ座像)もありました。

五稜郭を設計した武田さんでも、五稜郭の旧幕軍リーダーの榎本さんでもなく、土方さんなんですね。

先日『ラストサムライ』を録画したのを見たのですが、そのモデルとなった旧幕軍と共に戦ったフランス軍人ジュール・ブリュネもここで戦っていたのでした。

この写真は『ウィキペディア』から引用。箱館の旧幕軍政権の写真で前列左から2人目がブリュネ、その右が副総裁の松平太郎です。

映画の中のように、五稜郭でも国境を越えた友情が育まれていたのかもしれません。

明治時代の五稜郭名物といえば

箱館戦争終了後、五稜郭には平和が訪れました。これは旧幕軍降伏の様子を再現した模型です。

この展示で初めて知ったのですが、箱館戦争終了後、五稜郭の濠では冬の期間に天然氷の切り出しが行われ、1871(明治4)年には「五稜郭氷」の名で、本州に売り出すほどの産業に成長したとか。

さっき展望台の窓から見たのですが、今日もがちがちにお濠の水は凍っていました。

こんな光景が、明治にも、幕末にも見られたのですね。

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