壺屋やちむん通りで沖縄の陶器に出会う 知られざる陶器・厨子甕とは 

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2018年12月1日(土)、久々に沖縄の那覇を訪れました。

首里城や謝名園の見学を終え、国際通りにタクシーで帰った後、壺屋やちむん通りを歩いてみることにしました。

壺屋やちむん通りとは

「やちむん」とは、沖縄の言葉で焼き物のこと。

約330年前、琉球王府が各地に散らばっていた陶工を那覇の壺屋に集めたのが、壺屋焼の歴史のはじまりです。

壺屋は良質の水や土が豊富で、港にも近く、特殊な土や燃料の調達にも便利なためでした。

今でも400mほどの石畳の路地に、「やちむん」の店が軒を連ねています。

シーサー、石敢當、厨子甕

お皿を購入してもよかったのですが、ちょっと重そうだし、割れるかもしれないので、食器は見るだけに。

沖縄なので、食器だけでなく、シーサーや石敢當など、沖縄独特の「やちむん」がたくさんあり、店ごとに特徴もあって、見て歩くだけでもとても楽しかったです。

石敢當(いしがんとう)とは、中国発祥の魔除け。

市中を徘徊する魔物「マジムン」は直進する性質を持つため、丁字路や三叉路などの突き当たりにぶつかると、向かいの家に入ってきてしまうと信じられています。

そのため、丁字路や三叉路などの突き当たりに石敢當を設け、魔物の侵入を防ぐ魔よけとしています。

魔物は、石敢當に当たると砕け散るのだとか。

石敢當は名前だけ知っていたけれど、今回初めて見たのが、厨子甕です。

南西諸島で見られる蔵骨器、つまり骨壺。

沖縄では、戦前火葬は一般的ではなく、死者は崖下や洞窟に運ばれて風葬されたのち、洗骨をして、遺骨を厨子甕に納めていました。

かつては親子合葬、夫婦合葬が一般的で、2人分の遺骨を入れる大きさが必要でした。

元来は人目に触れるものではありませんでしたが、国内外からその芸術的、民俗学的価値が高く評価され、近年では本来の用途と違った、インテリアの一種として厨子甕を求める人も現れてきているようです。

すーじぐゎー(路地)の楽しみ

観光案内所でいただいたパンフレットには「すーじぐゎー(路地)にも必ず入るべし」とありました。

適当にそれらしき路地へ。とてもかわいい猫と出会えたのが、超ラッキーでした。

戦争の被害が少なかった壺屋には、昔ながらの風情溢れる町並みが多く残っています。

適当に歩いたので、窯元には立ち寄れませんでしたが、沖縄らしい屋根の家(上)や

空手の教室を見つけることができました。

12月というのに、南国ではこんなに花がたくさん咲いていて、びっくり!

路面をよく見ると、マンホールの蓋も、やちむん通りによく調和していました。

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