『らんまん』主人公モデル牧野富太郎ゆかりの地・高知市1 高知県立牧野植物園(前編)

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朝の連続テレビ小説『らんまん』主人公のモデル・牧野富太郎ゆかりの地を、昨年から今年にかけて訪ねることができました。

昨年6月26日(日)、まず牧野富太郎が生まれた町・高知県佐川町に行き、富太郎が11歳から教育を受けた名教館(めいこうかん)や、生家跡に建つ牧野富太郎ふるさと館を見学しました。

『らんまん』主人公モデル牧野富太郎ゆかりの地・高知県佐川町2 牧野富太郎ふるさと館

2023年4月5日

『らんまん』主人公モデル牧野富太郎ゆかりの地・高知県佐川町1 名教館

2023年4月4日

佐川町から高知市へ my遊バスのラッピングにびっくり!

佐川町の見学を終えた後、次は高知県立牧野植物園へ向かいました。

植物園は高知市にあります。特急「あしずり」で高知駅に戻り

高知駅前からは、my遊バス(高知駅→桂浜)で、「牧野植物園正門前」で途中下車。

このバスのラッピングがなかなか面白いものでした。ご当地グルメの野菜を使った田舎寿司(高知県山間地帯に伝わる郷土料理)や、須崎市発祥の鍋焼きラーメン、

そして牧野植物園!

今回は訪れる機会がなかった高知市の竹林寺や、安芸市の釜揚げちりめん丼がラッピングされていました。

片道600円で植物園まで行けるのも、ありがたいです。

高知県立牧野植物園とは

高知県立牧野植物園とは、高知県出身の世界的な植物学者である牧野富太郎を記念し、富太郎が亡くなった翌年に開園した植物園。

今年で65年目を迎える、歴史ある施設です。

園内はとても広大で(下の2枚の写真は、「土佐の植物生態園」エリア)

山の中のような滝もあるし、

牧野富太郎記念館もありました。

牧野富太郎記念館

牧野富太郎記念館には、富太郎の蔵書や遺品など58,000点を収蔵する牧野文庫(研究調査の場合のみ利用可能)や、展示室、シアターなどがありました。

展示室では、牧野富太郎の生涯とその業績が展示されているのですが、撮影が許可されるのはどこまでなのかよくわからず、富太郎の書斎「繇條書屋(ようじょうしょおく)」を再現したコーナーや(「繇」は草が茂る、「條」は木が茂るという意味)、遺品の数々などが展示されていたのですが、今回は写真はなし。

でも展示の数々は、とても興味深いものばかり。富太郎の最初の佐川での妻・猶が、離婚後も富太郎夫妻と交流を続けていたり、牧野家の飼い猫の名が代々「チーコ」だったというのは、ここで初めて知ったことでした。

牧野富太郎って、本当に常識を超える人生を送った人なんですね! でもとても幸せそう。

ドラマ開始の前年だったのですが、もうすでに、かなり『らんまん』効果で盛り上がっていました。

2018年から佐川町では練馬区(富太郎の晩年の自宅があり、現在練馬区立牧野記念庭園がある)と協力し、「『朝ドラに牧野富太郎を』の会」を結成したのだとか。高知市でもこの動きに賛同する人々が多かったのでしょう。

展示館のカフェで食べた牧野ロール

この日の昼食は、牧野富太郎記念館のカフェ・アルブル。arbreとはフランス語で「木」という意味だそうです。

「本日のケーキ」に「牧野ロール」(400円)があったので、

迷わずそれを注文してみました。

富太郎が、自分のサインを平仮名の「の」の形にデザインした(「巻き」「の」=牧野)ので、その形にしたロールケーキです。入っているのは北海道産の小豆だそう。

何の変哲もないロールケーキなのですが、富太郎のサインと結びつけたアイディアはすごいなと思いました。

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