2023年5月5日(金)、津軽海峡文化館アルサスで「仏ヶ浦海上観光」の往復乗船券3人分を当日に購入し、
高速遊覧船に乗った私たちは、いよいよ仏ヶ浦に近づいてきました。
海からしか見られない仏ヶ浦の全景
「仏ヶ浦海上観光」の「ニューしもきたⅢ」という高速遊覧船で30分波に揺られ、やっと仏ヶ浦が見えてきました。
私が座っている、海しか見えない右側の席からでも、桟橋着岸で船が回転するため、仏ヶ浦の奇岩を見ることができました。
海上からしか見ることができない、貴重な仏ヶ浦の全景です。
仏ヶ浦上陸! 迫力ある奇岩と美しい海
仏ヶ浦の桟橋から上陸し、30分の自由散策です。
私たちの船には、特にガイドさんはいないので、自分のペースで自由に散策できました。
とにかく奇岩がすごい! 圧倒的な迫力で迫ってきます。
まるで日本ではないみたい! 桟橋の近くの「岩龍(がんりゅう)岩」だと思うのですが、とても面白い形です。
船の中では灰色の海というイメージでしたが、海の美しさは、ここで初めて感じました。
2,000万年前に、日本列島が大陸から引きちぎられて日本海が誕生する際、海底火山から噴出した火山灰が押し固められ、それが雨や波で削り取られて形成されたのが、仏ヶ浦の奇岩だと言われています。
桟橋周辺だけでも、奇岩がいっぱいで圧倒されてしまいました。
地蔵堂から天龍岩へ
桟橋周辺で写真撮影に熱中していましたが、30分間の上陸時間を有効に生かすべく、西側へ移動することにしました。
晴れてくると、日焼け止めが必要です。足場の悪い場所もありますので、日傘だと手が使えないので少し心配。靴は絶対スニーカーがお勧めです。
遊歩道を進んでいくと、地蔵堂があり
近くには、崖の上の駐車場へと続く道(上り階段)もありました。駐車場との標高差は100m。かなりの上りで、想像以上にきついそうです。遊覧船での上陸では、駐車場へ行くのは諦めましょう。
私たちは天龍岩を目指します。まるで花びらのような、奇怪な形をしていますね。なんとなく、万博にある前衛芸術風デザインのパビリオンのようにも見えました。
天龍岩の頂です。遠目では白一色の岩に見えましたが、緑色凝灰岩(グリーンタフ)だそうです。
凝灰岩はもろいため、長い時間、波があたったり雨水が流れたりすることで形が変化するのだとか。きっと気の遠くなるような、長い時間をかけて今の形になったのでしょうね。
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