2022年5月3日(火)、小牧・長久手の戦いの古戦場(長久手古戦場公園)を訪れました。
小牧・長久手の戦いとは、徳川家康と豊臣秀吉が直接対決した、最初で最後の戦いです。
この戦いでは小牧市・犬山市・長久手市の他、全国でこれに連動した戦いが行われていますが、今回私たちは、長久手市でのゆかりの地を訪れました。
長久手古戦場駅はリニアが走る駅だった!
新幹線で新大阪から名古屋へ到着した私たちは、名古屋から地下鉄東山線で藤が丘駅へ移動し、
そこからリニモで長久手古戦場駅へと向かいました。
関西人の私たちには、「リニモ」(正式名は「愛知高速交通東部丘陵線」)という言葉自体が初耳でしたが、実はこの路線は、日本初のリニアモーターカーの常設実用路線だったのです。全然知らなかったから、リニアの写真を撮りそびれてしまいました。
そもそも2005年に開催された愛知万博(愛・地球博)の会場とのアクセスのために建設されたのですね。会場が長久手市だったことも、調べていて初めて知りました。リニモが開通するまで、長久手市(当時は愛知県長久手町)には鉄道が走っていなかったのだとか。
駅名の通り、駅から徒歩2分ほどのところに
古戦場公園があります。
石碑も立派ですね。
縮景の手法で古戦場を模した広場もありました。新緑が美しい!
長久手市郷土資料室
公園には、長久手市郷土資料室がありました。
小牧・長久手の戦いについて、詳しく知ることができます。
入場料は無料なので、入ってみることにしました。
合戦のあらましを知ることもできたし
当時の戦いで使われていた鉄砲なども展示されていました。
私たちは急いでいたので、1階の長久手合戦の展示だけを見たのですが、どうやら2階の展示室は、かなり充実しているようです(詳しくはこちらをご覧ください)。とてももったいないことをしてしまいました。
無料貸し出し自転車があった!
展示室を見逃した私たちでしたが、古戦場観光の強い味方・自転車をここで無料で借りられると知ったのは、とても大きな収穫でした。
有名な武将が戦死した場所や、家康の本陣などを効率よく訪れようと思えば、自転車があれば断然便利です。
しかもありがたいことに、電動アシスト付きの自転車です! 古戦場では丘や山の中腹に陣地が築かれることが多いので(見晴らしがいいため)、上り坂でも楽々移動できる文明の利器は本当に助かります。
自転車の貸し出し場所も返却場所も、長久手市郷土資料室です。貸出時間は午前9時30分から午後4時30分までなので、
頑張れば、愛・地球博記念公園まで行って、余裕で帰ってこられると受付のスタッフから聞きました。私たちはこの後、他に予定があってので古戦場巡りだけにしましたが、長久手の有名観光地を自転車で巡るのも面白いなと思いました。
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