春の金沢歩き旅1  「忍者寺」の別名を持つ妙立寺へ

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サンダーバード&北陸新幹線で、久しぶりの金沢旅

2024年4月20日(土)、久々に金沢を訪れる機会がありました。今回は始発のサンダーバードに乗り(やはり乗るからには、このシンボルマークのある車両に乗りたい)

敦賀駅で乗り換えて

北陸新幹線「つるぎ号」で金沢へ。

東京から夜行バスで金沢入りした長女と、金沢駅の鼓門で合流し

まず金沢駅の観光案内所(石川県出身の大相撲力士がずらり!)で購入したのが、

金沢市内1日フリー乗車券」(800円)。

そして長女の提案で、最初の目的地は「城下まち金沢周遊バス左回りルート」のバス停「広小路」近くにある妙立寺(みょうりゅうじ)になりました。「忍者寺」という別名もある日蓮宗寺院です。

予約が必要な妙立寺 外国人観光客で大にぎわい

この妙立寺は、境内から参拝するだけならいつでも拝観できますが、数々の仕掛けがある堂内は案内人が説明するため、予約が必要。9:00金沢駅東口(7番乗り場)のバスに乗り込む直前に、9:30で予約したのですが、運よく渋滞もなく、10分前には到着できました。

なかなか立派な寺院です。拝観料は大人1人1,200円(現金のみ)。

受付(10分前から開始)で予約した名前と人数を言って、堂内で拝観料を払い(自販機)、本堂の前で9:30予約グループが揃うのを待つのですが、外国人団体観光客が多いのにびっくり! 後で知ったのですが、屋根の一番上にあるのが、ギヤマン(現在はガラス)張りの見張り台でした。

9:30になると、全体での説明が始まり、その後いくつかのグループに分かれて、堂内を拝観。

内部の写真撮影は禁止なので、パンフレットの写真を掲載します。

「忍者寺」という名で知られていますが、忍者とは関係がなく、徳川幕府が万が一、最大の外様大名である百万石の加賀前田家を攻撃するような場合、この寺が出城の役割をするために複雑な構造になりました。

外国人観光客は、英語の説明ファイルを見ながら、日本人案内人の話を聞いています。実際に歩いてみると、落とし穴や隠し扉、隠し部屋など複雑な構造満載で、なかなか興味深い。

平和な時には加賀藩主の「祈願所」となる格式のある寺院で、藩主のための部屋もあります。

拝観所要時間は約40分。リュックサックなど大きな荷物は、建物を傷つけないように体の前で抱える必要がありました。狭い場所や段差も多く、かなり歩き回るなど、普通の寺院拝観よりもはるかにハードです。でもなかなか面白い40分間でした。外国人観光客に人気なのも、わかる気がします。

外からは自由に写真撮影ができるので、外敵の足の影を見て槍などで攻撃できる「明り取り階段」と

一見二階建てのように見えるけれど、実は四階建て七層というすごい構造の本堂の裏手を最後に撮影して(裏口から出たため)、妙立寺を後にしました。

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