リヨンは夜景も美しい! オテル・デューとベルクール広場

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ストラスブールからリヨンへの鉄道旅

ストラスブール駅16:15発のリヨン行き列車は、TGVではないけれど、乗り換えなしの直行便で、快適な列車でした。

この座席はどの駅から指定席になっているかも、ちゃんと表示がありました。

この移動中に、フランスに来て初めて山を見ました。

眠くて写真は撮っていませんが、後で地図を確認すると、ジュラ山脈やアルプス山脈が見えたのかもしれません。

約4時間弱でリヨン・パール・デュー駅に到着(夜の8時なのにこの明るさ)。

リヨンには主要駅が2つあり、もう1つはペラーシュ駅だそうです。

ノボテル・リヨン・ラパーデューホテル

駅から近くて便利そうだったので選んだホテル。

ホテルの入り口は隣のホテルと兼用になっていて(1つのビルなのかな?)ノボテル側の入り口から改めて入り、エレベーターでフロントへ行かねばならず、ちょっとややこしかったです。

部屋はとても広くてきれいで(今日もトリプル)、文句なし。

夜景を見るならまずローヌ川へ

『地球の歩き方』には、なぜか一言も書かれていないのですが、リヨンの夜景は美しいという情報を夫が見つけてきました。

1989年に開始した照明計画により、リヨンは都市エリア全体250箇所以上のライトアップを実現させ、都市景観と環境改善の両方に成功したそうです。

冬に実施される「光の祭典」がとても有名らしいですが、冬でなくても、普通の夜景も美しいとか。

その美しい夜景を見るためには、ローヌ川へ行かなければなりません。

グーグルマップのお告げによると、30分ほど歩けばローヌ川に到着するらしいので、頑張って歩くことにしました。

ただ、グーグルマップは最短距離を示そうとするため、初めての旅行者にはちょっと不安に感じる暗い道や細い道もどんどん示してきます。

今回は3人いたので大丈夫でしたが、1人旅や女性ばかりだと心配かな、とも思いました。

ローヌ川で見た夜景がこれです。

川の対岸でライトアップされている立派な建物は、リヨンで最も古く大きな建物「オテル・デュー(神の宿)」

12世紀から市民病院として利用され、2010年まで使用されていたというからびっくりです。

現在改修工事中で、将来的には歴史的建造物の伝統を生かしつつ、ホテルやショッピングセンターになるそうです。

ベルクール広場

橋を渡ってオテル・デューの横を通り過ぎると、リヨンの中心部であるベルクール広場に出ます。

この辺りが「新市街」と呼ばれるそうです。

レストランも多いし、ライトアップされているものも多くて、とても華やか。

広場でひときわ目立つのが、この時計塔でした。

この騎馬像は、ルイ14世です。

元々ここは、リヨンのカトリック大司教の所有するブドウ畑があり、美しい(ベル)中庭(クール)と呼ばれていました。

やがてこの土地は手放され、名前も変わったようですが、ルイ14世時代に広場となり、19世紀末に今の名前になったとか。

ちなみに台座の下にいる女性は、擬人化されたソーヌ川です。

実は私達は、ルイ14世ではなく、サンテグジュペリと星の王子様の像を探していたのですが、暗いのと、広場が大きいのとで断念(また明日、昼間に探します)。

広場からは、明日上る予定の、フルヴィエールの丘に建っているノートルダム・ド・フルヴィエール・バシリカ聖堂もライトアップされているのが見えました(一番上の2本の尖塔のある建物)。

こうしてうろうろしているうちに、もう夜の10時です。

ローヌ川に映る街の明かりが、一段と映えてきました。

名残惜しいけれど、また歩いてホテルに戻ります。

明日はお得な回数券を買う予定なので、ここから駅までもっと早く帰れるでしょう。

 

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